WordPressのプラグイン「Responsive Lightbox」に反射型XSS脆弱性が存在
2017年7月5日(水)
情報処理推進機構(IPA)は7月4日、Webサイト構築ソフトウェアWordPressのプラグイン「Responsive Lightbox」にXSS(クロスサイトスクリプティング)脆弱性が存在すると公表した。
この脆弱性が存在するのは「Responsive Lightbox 1.7.1」およびそれ以前のバージョン。この脆弱性は、「1.7.2」で修正されており、WordPressの利用者は早急なアップグレードが強く推奨される。
今回のXSSは「反射型XSS」。リクエストに仕込まれたスクリプトが、Webアプリケーションで実行される恐れがある。スクリプトはサーバに残らず、標的ユーザを狙い撃ちにすることができるという特徴がある。悪意のあるスクリプトでも実行されてしまうため、危険性が高い。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Responsive Lightbox
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- WordPressのプラグイン「Responsive Lightbox」に反射型XSS脆弱性が存在
- JP-Secure、日本語対応WordPress用セキュリティプラグインを無償提供開始
- 「WordPress」に深刻な脆弱性、修正版「WordPress 4.4.1」がリリース
- 情報処理推進機構、2019年第1四半期ソフトウェアなどの脆弱性関連情報に関する届出状況を発表
- IPA、2018年第4四半期の脆弱性対策情報データベースJVN iPediaの登録状況を発表
- 脆弱性の修正が施された「WordPress 4.7.2」リリース
- 脆弱性の修正が施された「WordPress 4.7.2」リリース
- 「WordPress 4.7.3」リリース、6件の脆弱性修正
- 「WordPress 4.7.3」リリース、6件の脆弱性修正
- 重要な脆弱性の修正が施された「WordPress 4.8.2」リリース