脆弱性の修正が施された「Git 2.14.1」リリース

2017年8月13日(日)

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.14.1」が8月4日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

「Git 2.14.1」では、「ssh://」URLハンドリングに存在していたshellコマンドインジェクションの脆弱性が修正されている。今回修正された脆弱性を悪用されると、特定の条件で不正なユーザ権限でのコマンド実行が可能になってしまう危険があるため、ユーザはアップグレードが推奨される。

「Git 2.14.1」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る