LG、「webOS」をオープンソース化
2018年3月23日(金)
LGエレクトロニクスは3月19日(現地時間)、スマートTVに利用している「webOS」をオープンソース化する計画を発表した。
コンシューマー分野と産業分野での受け入れを促進するのが狙い。
「webOS」は、Palmによって開発が開始されたモバイル端末向けオペレーティングシステム。Linuxカーネルをベースとしており、LGエレクトロニクスが取得した後はスマートTVに応用されていた。今回のオープンソース化は、スマートTV以外の用途での利用も視野に入れ、コンシューマ・産業分野などでの利用を促す狙いがある。
「webOS」のオープンソース版は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
webOS Open Source Edition
その他のニュース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
- 2024/12/21 セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
- 2024/12/21 KDEのソフトウェア群「KDE Gear 24.12」リリース
- 2024/12/17 LPI-Japan、無償のLinux学習用教材「Linux標準教科書」の新版を発表
- 2024/12/16 デスクトップ環境「Xfce 4.20」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- LG、「webOS」をオープンソース化
- Google、オープンソースの脆弱性発見を支援するサイト「Open Source Vulnerability」を発表
- 9/27開催「Open Source Summit」をはじめ、リアルイベントでのプロトコルを発表。11月までのKubeCon + CloudNativeConなどにも適用、ほか
- 新OS「Fuchsia」のウワサを検証、Googleの次の布石となるか
- MS-DOS互換のオープンソースOS「PC-MOS/386 5.01」リリース
- LinuxCon ChinaでMicrosoftのエンジニアが説くオープンソースプロジェクト成功のポイントとは?
- オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化に取り組むLinux Foundationの組織「OpenSSF」が活動開始
- Androidベースの「CyanogenMod」を引き継ぐプロジェクト「Lineage」立ち上げ
- CentOSプロジェクトとRed Hatがオープンソースコミュニティのイノベーションと利用促進のための次世代オープンソースプロジェクトを推進
- The Linux Foundation、企業がオープンソースソフトウェアを最大限に活用するためのガイド「Open Source Guides for the Enterprise」を発表