MS-DOS互換のオープンソースOS「PC-MOS/386 5.01」リリース
2017年10月31日(火)
MS-DOS互換のオペレーティングシステム「PC-MOS/386 v5.01」がオープンソースとしてリリースされた。
「PC-MOS」は、1980年代に開発されたMS-DOS互換OS。PC-MOSは長らく開発が停止していたが、以前のソースコードが記録されたメディア(3.5インチフロッピーディスク)が発見されたことから開発が再開し、オープンソースソフトウェアとしてリリースされた。MS-DOSで動作していたコードやソフトウェアなどを動作させることが可能。
「PC-MOS/386 v5.01」を動作させるためには、たとえばddコマンドを利用してブート可能なイメージを生成し、これを「VMWare Workstation」や「Oracle VM VirtualBox」などで実行させるなどの方法がある。
「PC-MOS/386 v5.01」は、GPLv3の下で配布されており、GitHubから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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