分散データベース「Apache Hbase 2.0」リリース

2018年5月9日(水)

Apache software Foundationは4月30日(現地時間)、「Apache Hbase 2.0」をリリースした。

「Apache HBase」は、Javaで実装されたオープンソースの分散データベース。Apache Software FoundationのHadoopプロジェクトにより開発されており、Hadoop Distributed File System(HDFS)の上で実行する。カラム指向、自動設定可能なテーブルシャディングなどが特徴。

「Apache HBase 2.0」では、非同期オペレーション向けに管理インターフェイスに変更が加わっているほか、障害への対応の改良、コンパクションの強化、バックアップとレストアの強化など、さまざまな強化が加わっている。また、「JDK 8」以上、「Hadoop 2.7.1」以降が必要であり、また後方互換性も一部で失われているので注意が必要。

Apache HBaseは、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Apache HBASE

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