分散データベース「Apache Hbase 2.0」リリース
2018年5月9日(水)
Apache software Foundationは4月30日(現地時間)、「Apache Hbase 2.0」をリリースした。
「Apache HBase」は、Javaで実装されたオープンソースの分散データベース。Apache Software FoundationのHadoopプロジェクトにより開発されており、Hadoop Distributed File System(HDFS)の上で実行する。カラム指向、自動設定可能なテーブルシャディングなどが特徴。
「Apache HBase 2.0」では、非同期オペレーション向けに管理インターフェイスに変更が加わっているほか、障害への対応の改良、コンパクションの強化、バックアップとレストアの強化など、さまざまな強化が加わっている。また、「JDK 8」以上、「Hadoop 2.7.1」以降が必要であり、また後方互換性も一部で失われているので注意が必要。
Apache HBaseは、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Apache HBASE
その他のニュース
- 2025/1/28 Microsoft、NoSQLデータベース「DocumentDB」をオープンソース公開
- 2025/1/27 「Vivaldi 7.1」リリース
- 2025/1/26 Linuxディストリビューション「Solus 4.7」リリース
- 2025/1/26 Oracle Javaのセキュリティアップデートがリリース、IPAが発表
- 2025/1/26 「Rhino Linux 2025.1」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 分散データベース「Apache Hbase 2.0」リリース
- 分散データベース「Apache Hbase 1.4」リリース
- 分散データベース「Apache Hbase 1.3」リリース
- 分散データベース「Apache Hbase 1.3」リリース
- 分散データベース「Apache Hbase 1.2.2」リリース
- 認証データベースへのHBase/Hadoopの適用
- データベースエンジン「Apache Phoenix 5.0.0」リリース
- HBaseの概要とアーキテクチャ
- 分散型データストアApache Kuduの特徴とユースケース
- 米MSがOSSネットワークソフトを発表、HBaseのSQLレイヤー「Apache Phoenix 4.7」を公開、ほか