キヤノンITS、「全銀協標準通信プロトコル」に対応した「EDI-Masterシリーズ」の新製品を販売開始、ISDNサービス提供終了に対応
キヤノンITソリューションズは6月5日、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」に対応した「EDI-Masterシリーズ」の新製品、「EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client Ver.9」および「EDI-Master B2B TLS-Accelerator」を発売すると発表した。
NTT東日本とNTT西日本が発表した、公衆交換電話網のIP網移行(PSTNマイグレーション)による2024年のISDNサービス提供の終了にともない、電話回線を使った従来型の企業間電子商取引(EDI)を利用している企業は、インターネットEDIへの移行が必要となる。これを受け、社団法人全国銀行協会(全銀協)は、「全銀手順」や「全銀TCP/IP手順」などの電話回線を使った従来型に替わる通信手順として、インターネット対応の新たな通信手順「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」を2017年5月に制定した。
「EDI-Masterシリーズ」は、キヤノンITSが開発・販売を行うEDIソフトウェア製品群で、さまざま通信プロトコルやプラットフォームに対応している。キヤノンITSは、インターネット対応の新たな通信手順である「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」に対応した新製品として、「EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client Ver.9」および「EDI-Master B2B TLS-Accelerator」を提供する。「EDI-Master B2B Gateway」「EDI-Master DEXシリーズ」「全銀TCP通信プログラム」との連携によって、インターネットEDIへのスムーズな移行を支援するという。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/12/22 「LibreOffice 24.8.4 Community」リリース
- 2024/12/21 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 1.8」リリース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
- 2024/12/21 セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
- 2024/12/21 KDEのソフトウェア群「KDE Gear 24.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- キヤノンITS、マルチプロトコルEDIサーバ「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」を販売開始、Linux版を追加
- キヤノンITS、マルチプロトコルEDIサーバ「EDI-Master B2B Gateway Ver1.3」を販売開始、Linux版を追加
- キヤノンITS、汎用データフォーマット変換ソフト「EDI-Master TRAN for ANYs」の新版を発売開始、Linux環境におけるフォーマット変換に対応
- キヤノンITS、汎用データフォーマット変換ソフト「EDI-Master TRAN for ANYs」の新版を発売開始、Linux環境におけるフォーマット変換に対応
- DAL、統合EDI製品「ACMS 4.7」を発表
- キヤノンITS、ハードディスク暗号化ソフト「DESlock Plus Pro」を販売開始
- キヤノンITソリューションズ、CMS「eZ Publish Enterprise」の販売を開始
- DAL、統合EDI製品「ACMSシリーズ」の最新版を発売
- キヤノンITS、Webブラウザ仮想化ソフト「SecureSoft mamoret」リリース
- NTT、固定電話をIP網へ順次移行する方針を発表