Scientific Linuxが開発終了へ

2019年4月24日(水)

 Fermi National Accelerator Laboratoryは4月22日(現地時間)、同機構が開発に当たっている「Scientific Linux」について、次期メジャーリリースとなる「Scientific Linux 8」の開発を行わないと発表した。

 「Scientific Linux」は、「Red Hat Enterprise Linux」をベースに、商標に関わるものを削除し、学術研究に用いるツール類を追加したLinuxディストリビューション。Fermi National Accelerator Laboratoryが学術研究に利用するために開発した。

 「Scientific Linux」は開発終了となるものの、同機構は他の研究機関と協力し、「CentOS 8」に学術用途の機能を実装するという。

 なお、「Scientific Linux 6」と「Scientific Linux 7」は現在もサポート期間中であり、今後も予定通りサポート終了期間までサポートが継続されるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
アナウンス

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る