GitHub、オープンソースのソースコードが1000年単位で保存する取り組み「GitHub Archive Program」を発表
2019年11月16日(土)
GitHubは11月13日(現地時間)、オープンソースソフトウェアのソースコードを1000年単位で保存する取り組み「GitHub Archive Program」を発表した。
今回発表された計画では、GitHubに公開されているリポジトリおよび重要な休眠リポジトリをコピーし、ノルウェーの企業Piqlがデータを耐久性の高い2次元フィルムに記録する。このフィルムを、ノルウェーのスヴァールヴァル諸島に存在する炭鉱跡(地下250m)に保存する。これにより、データは永久凍土の下に保存されることになる。
今回の取り組みは、Internet ArchiveやMicrosoft Researchなどの協力の下で遂行される。1万年保存することを目標とし、石英ガラスにレーザーでデータを書き込むプロジェクトとも連携するとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
GitHub Archive Program
その他のニュース
- 2024/11/3 Microsoft、DNSSECを利用した受信SMTP DANEの一般提供を開始
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
- 2024/10/30 Wasmer.io、WebAssemblyランタイム「Wasmer 5.0」をリリース
- 2024/10/29 「Fedora Linux 41」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- GitHub Universeで発表された永久凍土の地下にソースコードを保存する新プロジェクトとは?
- GitHub Universe開催、CI/CDのActions、ArtifactリポジトリのPackagesなど多数の発表が行われた
- GitHub Universe 2023、MSのCEOもサプライズで登壇した初日のキーノートを紹介
- GitHub、初めてのコミュニティイベント「GitHub Universe」を開催
- 米GitHub Kyle Daigle氏インタビュー:セキュリティからSBOM、コーディング支援まで、開発者に恩恵をもたらすGitHubの最新アップデートとは
- 米国Intel社OpenStackのスタートアップに1億ドル出資、GitHubで利用されている言語トップ10はどの言語? ほか
- 最も使用されているオープンソースアプリケーションライブラリの調査結果を発表、IntelがRISC-Vに1000億円超の投資、ほか
- GitHubがコマンドラインツール「GitHub CLI」のベータ版をリリース
- GitHub、コマンドラインツール「GitHub CLI 2.0.0」リリース
- GitHub、コマンドラインツール「GitHub CLI 2.0.0」リリース