Scheme実装「GNU Guile 3.0」リリース
2020年1月24日(金)
GNU ProjectのScheme実装「GNU Guile 3.0」が1月16日(現地時間)、リリースされた。
「GNU Guile(GNU Ubiquitous Intelligent Language for Extensions)」は、インタープリタ、仮想マシンなどを備えており、POSIXシステムコールのモジュール拡張やAPL配列などの機能がオブジェクトライブラリとしてパッケージングされている。また、CやC++のプログラムの統合なども可能。
「Scheme」はプログラミング言語「Lisp」の方言のひとつで、静的スコープなどを特徴とする関数型・手続き型プログラミング言語。Schemeでプログラムを書くだけでなく、C/C++プログラムの統合も容易に行うことができる。GNU Projectの公式な拡張プラットフォームと位置付けられている。
「GNU Guile 3.0」では、JITのネイティブコード生成がサポートされるなどの機能強化など複数の強化のほか、安定性の向上が図られている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
GNU Guile
その他のニュース
- 2025/1/23 「VirtualBox 7.1.6」リリース
- 2025/1/23 「Wine 10.0.0」リリース
- 2025/1/22 総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」をリニューアル開講、無料で受講可能
- 2025/1/22 Linuxデスクトップ向けのソフトウェアデプロイメントツール「Flatpak 1.16」リリース
- 2025/1/22 オープンソースのインフラ管理プロジェクト「OpenTofu 1.9」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- ブートストラップ作成支援ツール「GNU Mes 0.17」リリース
- ブートストラップ作成支援ツール「GNU Mes 0.17」リリース
- Makefile生成ツール「GNU Automake 1.16」リリース
- Gaucheをはじめてみませんか?
- GNU Emacs Project、「GNU Emac 26.3」をリリース
- GNU Emacs Project、「Emacs 25.1」リリース
- GNU Emacs Project、「Emacs 26.2」リリース
- GNU Emacs Project、「Emacs 27.1」リリース
- GNU Emacs Project、「Emacs 27.2」リリース
- systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース