Oracle、仮想マシン「GraalVM 20.2」リリース

2020年8月22日(土)

 Oracleは8月18日(現地時間)、仮想マシン「GraalVM」の最新版「GraalVM 20.2」をリリースした。このリリースは、実運用環境向けとしては初のリリースだという。

 「GraalVM」はJava、Scala、KotlinなどのJava VM系言語やJavaScript、Python、Ruby、R、C、C++などLLVMベースの言語といった多言語を実行するための仮想マシン。言語間で相互運用性がある共有ランタイムを提供し、スタンドアロンだけでなくOpenJDK、Node.js、Oracle Database、MySQLなどのOracle技術と併用できる。
 
 「GraalVM 20.2」ではibgraalのエラーレポートが改善されたほか、アプリケーションが安定フェーズに入りコンパイルがアイドル状態になったときにlibgraalが使用していたメモリを解放するようになるなど、いくつかの機能強化、安定性向上などが加わっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
GraalVM

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る