Androidに危険性の高い脆弱性、順次アップデート提供へ
2021年3月5日(金)
Googleは3月1日(現地時間)、モバイル向けOS「Android」に緊急度の高い脆弱性が存在するとして注意喚起を発表した。
今回発表された脆弱性は複数存在するが、「CVE-2021-0397」で指摘されているものは深刻度が高い。悪意のあるデータを送信されると、リモートから攻撃者によって特権プロセスのコンテキストで任意のコードが実行される危険がある。また、Qualcommのクローズドソースにまつわる脆弱性も存在する。
該当の脆弱性を修正したアップデートは、Androidを搭載したスマートフォンやタブレットを提供するベンダー・キャリアから順次行われる見込み。ユーザはセキュリティ情報に注意し、アップデートの提供が行われた場合には迅速に適用することが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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アナウンス(日本語訳)
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