IBM、Cloud Native Toolkitに新しいツールキットを追加、AI/MLアプリケーションの統合を実現
2021年7月22日(木)
IBMは7月15日(現地時間)、同社の「Cloud-Native Toolkit」に、開発者がAI/ML(人工知能/機械学習)アプリケーションをクラウドネイティブ環境に統合する新しいツールキットを追加したと発表した。
このツールキットは、「Cloud-Native Toolkit」内で提供される、AI/ML向けのend-to-end パイプラインスターターキット。開発者はこのツールキットを利用することで、オープンソースやRed Hat OpenShiftなどのハイブリッドクラウド機能を利用して、AI/MLを利用したアプリケーションを「Jupyter Notebook」から諸環境に移行させることが可能となるという。
IBMの開発チームは、開発者がチャットボットや自動翻訳などのツールに取り組む際に、AI/ML技術をクラウド環境に統合することが近年では一般的になりつつあるとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Blogによる記事
その他のニュース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- EMCジャパン、Webベースのアプリケーションにスキャンニング機能を追加するツールキットを提供開始
- IBM、新しいAIサポート機能を搭載した「Db2 version 11.5」を発表
- Microsoft Cognitive Toolkitベータ版が公開、Ubuntu 16.04にライブカーネルパッチ登場、ほか
- IBM、完全準同型暗号(FHE)を簡単にプログラムに組み込めるツールキットを公開
- 「Windows Community Toolkit 7.0」リリース
- 「Cloud Native Trail Map」の10ステップを紐解く(ステップ1~3)
- 「Cloud Native Trail Map」の10ステップを紐解く(ステップ4~5)
- 機械学習でJupyter NotebookからHeatWave MLを使ってみよう
- Cloud Native Wasm Dayから大規模言語モデルをWasmで実行するデモを解説するセッションを紹介
- 「Cloud Native Trail Map」の10ステップを紐解く(ステップ6~7)