BleepingComputer、「cron」に潜むトロイの木馬について発表

2021年12月3日(金)

 BleepingComputerは11月25日(現地時間)、新しいタイプのトロイの木馬「CronRAT」について発表した。

 「CronRAT」はLinuxサーバに身を隠すトロイの木馬(RAT)。「CronRAT」は、Linuxサーバのcronジョブを悪用し、存在しないはずの2月31日に身を隠して存在する。発見するのは容易ではなく、また、多くのセキュリティ製品がLinuxのcronシステムをスキャンしない点も発見を厄介にしている。

 「CronRAT」は、「自己破壊、タイミング変調、外部の専用サーバと通信するためのプロトコルを備えたBashプログラム」をドロップするという。珍しいタイプのトロイの木馬であり、今後注意が必要だとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
Blogによる記事

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る