Google Chrome基盤のChromiumにおいてRustライブラリを利用
2023年1月15日(日)
Google Chromeチームは1月12日(現地時間)、ChromiumにおいてRustライブラリの使用をサポートすると発表した。
Google ChromeはC++で実装されており、RustとC++は比較的類似している点が多い。Chromeに関しては、メモリ関連の脆弱性が発生する危険性は大きなリスクとなっている。基盤のChromiumにRustを導入することで、メモリ関連の脆弱性を減少させる狙いがある。
チームでは、現在システムにRustツールチェーンを追加しており、来年にはRustのコードがChromeのバイナリに含まれることになる見通しだという。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。