オープンソースのファイアウォール管理ツール「firewalld 2.1.0」が1月5日、リリースされた。
firewalldは、Linux向けのファイアウォール管理ツール。「firewalld」は、nftablesのユーザ空間ユーティリティと同様、Linuxカーネルのnetfilterフレームワークのためのフロントエンドとしてファイアウォールを提供し、nftの代替として機能する。システムを再起動することなく設定を反映させることができることも特徴の一つ。IPv4とIPv6の双方をサポートしており、別々のfirewall zoneとして管理できる。
「Firewalld 2.1」では、高速でセキュアなDoQプロトコルと連携し、DNSクエリにアドレナリンショットを提供する「DNS over QUIC」
に対応したほか、ICMPv6 MILDメッセージタイプの追加によって、マルチキャスト通信が強化されるなど、複数の機能強化が施されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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