CoreOS、Linuxコンテナ実行エンジン「rkt 1.3」リリース
2016年4月13日(水)
CoreOSは4月6日(現地時間)、Linuxコンテナ実行環境「rkt 1.3」をリリースした。
「rkt」は、セキュリティを重視したコンテナ実行エンジン。開発当初は「Rocket」という名前で公表されていた。KVMベースのコンテナ分離、SELinuxのサポート、TPMの統合、イメージ署名、セキュリティを特徴とする。
「rkt 1.3」では、アプリケーションコンテナのエラー処理を改善したほか、ポッドモジュラーのセキュリティ強化、Kubernetesとの連携も強化した。その他、Linuxディストリビューションのサポートも強化している。
「rkt 1.3」は、GitHubから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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