マイクロソフト、ERP製品の新バージョン「Microsoft Dynamics AX2012 R2」を発表
日本マイクロソフトは10月24日、会計管理、販売管理、生産管理、サービス管理など各種ビジネス基幹業務を統合したERP製品(統合型業務アプリケーション)の新バージョン「Microsoft Dynamics AX2012 R2」を、2012年12月1日に日本を含む11ヶ国にて同時リリースすることを発表した。製品の価格その他詳細は後日発表される予定。
Microsoft Dynamics AX 2012 R2では、ビジネスインテリジェンス(BI)能力が強化され、経営・財務データの可視化をより柔軟に行うことが可能となった。状況や役割に応じたビューを提供し、組織のすべてのユーザーがさまざまな情報を用いて業務内容を迅速に把握することができる。Microsoft SQL Server 2012の新しいBI機能であるPowerViewを使用することができ、さらに高度なビジュアル化やデータ分析が可能になる。
単一インスタンスに組立製造、プロセス製造、小売りなどの業種機能を統合しさまざまなビジネスプロセスを迅速に処理できるようにした。とくに、プロセス製造業でのポテンシ機能などが追加され、業界への適合を強化している。
今回のリリースにより、11の新しい市場(日本、ブラジル、チェコ共和国、中国、エストニア、ハンガリー、インド、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ロシア)への国別機能が追加され、グローバルなオペレーション管理を可能とし、複数の国や地域間でのビジネスオペレーションの負荷と複雑化を軽減する。
日本マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja-jp/
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=4214
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