日立ソリューションズとレッドハット、オープンソースソフトウェア普及のための技術者育成で戦略的提携
日立ソリューションズとレッドハットは10月24日、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)の普及に向けて提携したと発表した。
今回の提携を通じて、レッドハットは、JBoss Enterprise Middleware 製品の開発者向けサポート、および開発者の早期育成トレーニング、システム提案や設計に関わるプロフェッショナルサービスを提供する。
日立ソリューションズでは、2012年11月より早期に開発者の育成を図るだけでなく、JBoss製品を活用したアプリケーションのシステム提案、設計/構築ができる体制を強化する。2015年度までに、レッドハットが認定する「JBoss認定アプリケーション管理者(JBCAA)」を含む、JBoss製品でシステム提案、設計/構築ができる技術者を1,000名育成する。大幅に増強した技術者により、金融・公共・産業などの分野でOSSを活用したSI案件の受注拡大、および製品やサービスの構築を推進する。
日立ソリューションズは、既にレッドハットが提供するJBossプレミアビジネスパートナーに参加しており、JBoss製品の提供だけでなくJBoss製品のサポートを含むOSSのサポートやSIなどワンストップサービスを提供している。一方で、レッドハットは、クラウド対応として軽量化・高速化を実現したJava EE6に完全に対応したJBoss Enterprise Application Platform 6をはじめとし、SOA PlatformやBRMS Platformなどの業務プロセスを効率的に構築するプラットフォームを提供することで、変化するビジネスに対応できる業務システム構築の事例を拡大している。
今回の提携により、日立ソリューションズが提供するソリューションにJBossを活用することで、より「グローバル」「進化のスピード」や「革新性」に対応したソリューションを提供できるようになるという。
日立ソリューションズ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/
レッドハット
http://jp.redhat.com/
ニュースリリース(日立ソリューションズ)
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2012/1024.html
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