EMCジャパン、スケールアウトNAS「Isilon」の最新版を販売開始
EMCジャパンは1月31日、企業内ビッグデータの保存と管理に対応したスケールアウトNAS「EMC Isilon(アイシロン)」の最新版を販売開始した。
最新版の「Isilon」は、次世代アーキテクチャとして最新のOS「OneFS 7.0」ならびに大容量ディスクドライブを搭載し、ビッグデータの保存と管理に最適なストレージ。
最新OSの「OneFS 7.0」は、企業がビッグデータを利用する際、IT部門が運用管理するために必要な機能であるセキュリティ、データ保護、相互運用性、パフォーマンスやスケーラビリティを大幅に強化。改ざん防止機能(WORM)のSEC(米国証券取引委員会)Rule 17a-4対応や、仮想化対応(VASAおよびVAAI)するなど、スケールアウトNASでは業界初の機能を搭載した。これにより、これまでメディア・エンターテイメントやハイパフォーマンスコンピューティングなどの特定分野で主に利用されていたスケールアウトNASを、ファイル共有や、アーカイブ、ホームディレクトリ、仮想環境の共有ストレージ、などの一般的なNAS用途で使用可能にした。
「Isilon X400」、「Isilon NL400」の2機種において、これまで最大で3TBだったハードディスクドライブが4TBに対応したことで、ストレージシステム当たり最大20.7PB(ペタバイト)=(4TB×36本×144ノード)の単一ファイルシステムを構成することが可能になった。この大容量ハードディスクドライブにより、従来製品と比較した際、容量あたりのラック搭載密度を30%向上、消費電力を30%低減し、TCOの削減に寄与する。SEC Rule 17a-4 準拠の強固な改ざん防止機能と組み合わせることで、企業の重要なデータを安全に長期保管するエンタープライズアーカイブのニーズに応える。
http://japan.emc.com/
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