シトリックス、デスクトップアプリケーション管理ソリューションの新バージョン「Citrix AppDNA 6.2」を提供開始

シトリックス・システムズ・ジャパン（以下、シトリックス）は3月28日、「Citrix AppDNA 6.2」の日本国内での提供を開始した。AppDNAは、Windows XPからWindows 7やWindows 8への移行や、デスクトップの物理環境から仮想環境への移行を支援し、アプリケーション管理を簡素化するソリューション。シトリックス認定システムインテグレーターおよび販売パートナー (Citrix Solution Advisor) を経由して提供される。

AppDNAは独自のアルゴリズムを実装し、パッケージアプリケーションやカスタムアプリケーション、Webアプリケーションを分析する。その結果、移行プロジェクトの大半の工数を占めるアプリケーションの互換性判定、アプリケーション改修の必要性判定、改修箇所と改修内容の詳細な情報提供というプロセスを自動化し、移行プロジェクトの費用と期間を30%～50%削減する。

AppDNA 6.2では、日本語版Windows OS上での稼働と共に、ダブルバイトを含むアプリケーションの正式サポートも開始。日本市場向けのサポート強化と同時にWindows 8、Windows Server 2012 および Internet Explorer 10の分析も正式サポートとなり、最新のWindowsテクノロジーの展開を強力に支援する。

シトリックスでは、2014年4月8日のWindows XP及びIE6のサポート期限を前に、より多くのユーザーのデスクトップ環境を移行させるべく、パートナー向けの各種教育を提供しており、パートナー各社と協力したサービスの立ち上げも予定している。