ジャストシステム、業務フローを見える化し、高度なシステムを構築できるノンプログラミングWebDBソフトを発売
ジャストシステムは8月5日、Webブラウザで使える業務システムを誰でも簡単に構築できるノンプログラミングWebデータベースソフト「UnitBase 4.0」を、9月27日より発売すると発表した。
今回のバージョンアップにより、企業のさまざまな部署における業務フローを見える化し、他のデータベースの情報をより簡単に参照・編集できるよう機能強化をはかっている。また、幅広い用途で活用されている「UnitBase」の利用実態に合わせてラインナップを追加した。さまざまな用途で「UnitBase」を活用したい場合に最適な「同時ログインプラン」を、5ユーザーから購入可能にした。価格は、5ユーザーの場合で、980,000円(税別)、年間保守料は196,000円(税別)。
「UnitBase」は、専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップの簡単操作で顧客管理や問い合わせ管理、案件管理といったさまざまなWebデータベースの構築や柔軟な変更が行え、業務システム開発・運用にかかるトータルコストを大幅に削減できるノンプログラミングWebデータベースソフト。データの操作や一元管理がWebブラウザ上で容易に行え、必要な情報を効率よく把握できるので、情報の積極的な共有や活用を促し、業務効率を改善する。
「UnitBase 4.0」では、業務の手順やノウハウを「アクション」として可視化し、利用するユーザーの立場にあわせたメニューを用意することができる。また、現在作業しているデータベースの画面で、他のデータベースの関連する情報を同時に参照・編集できるようにし、より高度なシステムの構築が可能となった。主な機能強化点は下記のとおり。
・業務の流れがひと目でわかり、次のアクションが見える「クイックアクションナビ」
「UnitBase」のホーム画面に、さまざまな機能に直接アクセスできるナビゲーションを配置できるようになった。これにより、利用するユーザーごとに業務で必要な作業をまとめ、すぐにやりたいことに取りかかれる業務メニューを用意できる。たとえば、営業担当者ならば商談の報告や担当案件の状況確認をワンクリックですぐに実行でき、営業マネージャーならば担当別やグループ別、商品別といった売上の集計を切り替えながら容易に把握できる。
・複数のデータベースの情報をまとめて表示・編集できる「リレーションパネル」
参照しているレコードに関連するレコードを他のデータベースから自動的に検索して、あわせて表示する「リレーションパネル」を新搭載した。複数のデータベースに情報が散在していても必要な情報を同時に確認し、追加・編集できる。たとえば、ある顧客データを確認しながら、その顧客の過去の購入履歴、問い合わせ状況、契約情報などを同時に扱うことができる。
・「決裁データベース」機能の大幅な強化
従来から搭載していた「決裁データベース」機能に、申請の差し戻しや、決裁者が承認、却下時に編集できる機能、決裁者に代わりあらかじめ設定した代理者が承認・却下を行える機能を新搭載した。また、「帳票出力機能」と連動し、稟議完了した際に指定したExcel形式のフォーマットに決裁データを出力し、メールで関係者に自動送信することもできる。「UnitBase」だけで、本格的な決裁フローを構築できる。
その他のニュース
- 2024/11/25 オープンソースの3Dコンテンツ作成ツール「Blender 4.3」リリース
- 2024/11/24 Mesa 3D の最新版「Mesa 24.3.0」リリース
- 2024/11/24 ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.4.2/4.2.9」リリース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる