SRA OSS、HAソリューション「PowerGres HA Pacemaker版」の販売を開始
SRA OSS,Inc. 日本支社(以下、SRA OSS)は11月20日、 PostgreSQLをベースにしたデータベース製品のPowerGresファミリーに、オープンソースのHAクラスタソフトウェアとして 実績のあるPacemaker、Heartbeat、DRBDを組み合わせたHAソリューション「PowerGres HA Pacemaker版」の販売を開始した。
PowerGresファミリーには、すでにHAソリューションとしてLifeKeeper版、CLUSTERPRO版があり、 今回のPacemaker版は第3のHAソリューションとなる。 初めてオープンソースのHAクラスタソフトウェアを採用し、 より「安価に」、「手軽に」高可用性を実現することが可能になる。
PowerGres HA Pacemaker版では、複数のソフトを使用しているためインストールや設定が煩雑になりがちな、 Pacemaker、Heartbeat、DRBDをSRA OSSがパッケージングし、簡単にインストールできる。 また、「PowerGres Cluster Manager」を同梱し、 2つのコマンドを実行するだけで、ノードの設定、コミュニケーションパスの作成、 各リソースの作成、ミラーリングの設定、データベースクラスタの初期化など、煩雑な設定作業を簡単に行える。 IPMIに対応したデバイスを搭載したサーバであれば、 STONITHによるスプリットブレイン対策も簡単に設定できる。
PowerGres HA Pacemaker版は、製品および初年度サポートが付属したソリューション。 障害が発生し、フェイルオーバーが発生した後の原因究明を行う際に、複数のソフトウェアのログを解析する必要があるが、 サポート専用の情報収集ツールも付属しているので、 サポートへの問い合わせがスムーズに行える。
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