PR

日本IBM、企業向けオープン・クラウド構築と管理を自動化するソフトを強化

2013年11月20日(水)

日本IBMは11月15日、クラウドの構築と管理を自動化するためのソフトウェアの最新版「IBM SmarterCloud Orchestrator(スマータークラウド・オーケストレーター)V2.3」を発表した。今回新たに、IBM Power Systemsの対応、マルチテナント環境への対応、可用性の向上、ユーザー管理の容易さの向上、開発生産性の向上を図った。価格は82,700円(管理対象のプロセッサー1コアあたり;税別)からで、IBMおよびIBMパートナー経由で販売を開始した。

「IBM SmarterCloud Orchestrator V2.3」は、クラウド環境の構築や管理を自動化するオーケストレーション機能を実装し、再利用可能なパターンを活用して迅速なクラウド・サービスの開発を支援する。さまざまなハードウェア環境や仮想化環境の混成をサポートでき、これまでのKVM 、VMware、Amazon EC2 に加え、今回新たに IBM Power Systems 仮想化インフラストラクチャーをサポートする。また、マルチテナント環境でクラウド・サービスを提供できるようになる。その他、VMware HA のサポートによる障害発生時に別ホストで自動的に再起動する機能の提供、異機種混合環境での制御や管理の強化による可用性の向上、LDAPやActive Directoryの対応による既存システムのユーザー認証の仕組みを活用した容易なユーザー管理システムの構築などを可能とする。さらに、ポータル画面からパターン化したサービス・メニューを選択するだけでクラウド・サービスを開始できるようになり、開発が迅速かつ容易になり、開発生産性向上を支援する。

「IBM SmarterCloud Orchestrator V2.3」の仕様や規格には、IBMが推進するオープン・クラウド・スタンダードを採用している。仮想マシンやネットワーク構成などからなるクラウド基盤(IaaS)の管理にはOpenStackのテクノロジーを採用し、また、その上位層であるアプリケーション基盤(PaaS)は標準規格の一つであるOASIS TOSCAに準拠している。OASIS TOSCAに対応したPaaSがIaaSのインターフェースを呼び出し、クラウド・アプリケーションの管理を行うことにより、クラウド上で稼働するアプリケーションの可搬性を確保し、さまざまなクラウド間の連携や移行を容易にする。


Think IT会員サービス無料登録受付中

Think ITでは、より付加価値の高いコンテンツを会員サービスとして提供しています。会員登録を済ませてThink ITのWebサイトにログインすることでさまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think IT会員サービスの概要とメリットをチェック