GMOインターネット、オブジェクトストレージサービスの提供を開始
GMOインターネットは9月3日、ホスティングサービス「ConoHa byGMO」(以下、「ConoHa」)」において、「オブジェクトストレージ」を本日2014年9月3日から提供開始した。「オブジェクトストレージ」は、従来提供している「ConoHa」のVPSを利用していないユーザーでも使うことができるサービス。
「ConoHa」は、“VPSの次の世代のサービス”を目指し、2013年7月から提供している仮想専用サーバー(VPS)。今回、「ConoHa」では、高い信頼性と拡張性を備え、非構造化データの保管に適した「オブジェクトストレージ」をVPSに並ぶサービスラインナップとして追加し、提供することとした。
「オブジェクトストレージ」とは、画像ファイル/動画ファイル/バックアップファイル/アーカイブファイルなどの大容量の非構造化データを保存するのに適したデータ保管サービス。
低価格でありながら容量無制限で拡張性が高く、データの転送量も無制限に使用できるので、増え続けるデータ量を気にせず、保存・管理が可能。また、保存データを複数のストレージ機器に複製して格納していますので、高い耐障害性を備えて利用できる。
「オブジェクトストレージ」へはREST APIを通じてインターネット経由でアクセスすることができるため、ネットがつながればどこからでもデータの取得・保存が可能。また、「オブジェクトストレージ」との通信はすべてSSLで暗号化することで、安全性と機密性を高めている。
基盤ソフトウェアには「OpenStack Swift」を採用し、日本語版のコマンドリファレンスを用意しているため、PCやスマートフォンのアプリ開発者は、REST APIを利用して簡単にアプリ内データの保存先として組み込むことができる。また、プログラミングの知識を持っていないユーザーでも利用できるよう、「ConoHa」のコントロールパネル(管理画面)にファイル操作機能を追加している。
「オブジェクトストレージ」の利用には転送量やリクエスト数による課金はなく、ディスク容量による月額のご利用料金のみとなっている。初期費用は無料で、月額費用は450円(税別)/100GB。100GBごとの月額固定料金制で、月内の月額費用の超過分は日割りで精算となる。
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