MapR Technologies、Hadoopの業務オペレーション機能を強化した最新版を提供開始

2014年9月25日(木)

MapR Technologies社(以下、MapR)は9月17日、MapRディストリビューションの最新版「MapR 4.0.1」の提供を開始することを発表した。MapR 4.0.1では、包括的なオープンソースサポートと独自のエンタープライズ向けの機能を提供する。

最新版のMapRのディストリビューションでは、次世代のリソース管理機構であるYARNをサポートしたHadoop 2.4上で、最新バージョンのApache Drill、Apache Spark、およびApache HBaseの利用が可能になり、業務オペレーションアプリケーションやインタラクティブクエリー、そしてストリーム処理といった用途に必要なリアルタイム機能を拡張している。

MapRはユーザが用途に応じて適切なツールを選択できるように、Hadoop上のオープンソースソフトウェアを偏り無くサポートし、最大の柔軟性をユーザに提供する。MapRディストリビューションの最新版には次のものが含まれる。

  • 複数のバッチ処理フレームワーク:MapReduce 1.xおよび2.x (YARN)、Spark (0.9, 1.0.2)
  • 5つのSQL-on-Hadoopテクノロジ:Hive (0.12, 0.13)、Drill (0.5)、Spark SQL (1.0.2)、Impala (1.3.1)、HP-Vertica(認定済)
  • 2つのNoSQLテクノロジ:HBase (0.94.21, 0.98.4)、MapR-DB(M7)
  • 3つの機械学習ライブラリとグラフライブラリ: Mahout (0.8, 0.9)、 MLlib (0.9, 1.0.2)、GraphX

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