ミラクル・リナックスは3月13日、HPサーバ向けに監視を統合する「MIRACLE ZBX HPサーバ用監視テンプレート(ProLiant DL,ML用)(以下、ZBX HPサーバ監視テンプレート)」が、最新のx86サーバー「HP ProLiant サーバー Generation 9(以下、HP ProLiant サーバー Gen9)」に対応したことを発表した。
「MIRACLE ZBX」は、オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」をベースとして、ミラクル・リナックスが独自に開発したエンタープライズ用途に特化した統合的なシステム監視ソフトウェア。「HP ProLiant サーバー Gen9」は、ユーザーのITサービスにかかるコストと手間を削減し、ITサービスの提供開始までをスピードアップすることで、ビジネス拡大を支援する製品。
今回提供開始する「ZBX HPサーバ監視テンプレート」は、HP ProLiant サーバー Gen9のユーザーが「MIRACLE ZBX」の複雑な監視設定を意識することなく、システム監視の設定工数を大幅に削減することを支援する。
HPサーバ用監視テンプレートでは、以下の機能を実現している。
- サーバ内部に搭載される管理プロセッサー「HP Integrated Lights-Out(iLO)」のエージェントレス管理機能を活用し、監視エージェントをOS上にインストールせずにサーバ監視が可能
- SNMPトラップの受信による障害通知が可能
- HP ProLiantで動作保証されている各種OSに加え、CentOSやFreeBSDなどオープンソースベースのOSが動作しているHP ProLiantの状態を、ハードウェアレベルから一元的に管理可能
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