クライム、異機種データベース対応リアルタイムレプリケーションツールの最新バージョンをリリース開始
2015年5月8日(金)
クライムは4月30日、米HiT Software社が開発し、クライムが国内で販売・サポートする異機種データベース間リアルタイムレプリケーションツール「DBMoto(デービーモト)」の最新バージョン8.5のリリース開始を発表した。V8.5ではOracle、IBM PureData(Netezza)、SAP HANA等に対する新たな機能を追加した。
ユーザは自社のデータベースをDBMotoの簡単な操作で、リアルタイムにデータをIBM PureData(Netezza)やSAP HANAに対してレプリケーションし、更なる高速データ分析を行うことが可能になった。
また、DBMoto V8.5ではマイクロソフトのAzure SQL Databaseに対する新規サポートを開始した。これによりユーザは自社のデータベースとAzure SQL Database間でのリアルタイムなデータレプリケーションが可能になった。
DBMoto Ver8.5の主な新機能は以下の通り。
- マイクロソフト Azure SQL Databaseのサポート
- SAP HANA .Netデータ・ドライバを活用したSAP HANAへのレプリケーションの改善
- IBM PureData(Netezza)をソース(複製元)データベースとしたレプリケーションが可能
- Oracle LOBデータ・タイプのサポート
- Oracleログの直接リードによるレプリケーションの高速化
- MySQL(version 5.6)をソース及びターゲット・データベースとしたサポート
- PostgreSQL に対するバルク・インサート機能によるレプリケーションの高速化
- レコード処理の分析を表示するダッシュ・ボードの追加
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 日本IBM、ビッグデータ処理向けエキスパートインテグレーテッドシステムを発表
- 日本オラクル、データベースセキュリティ「Oracle Audit Vault and Database Firewall」を発表
- デル・ソフトウェア、データベースレプリケーションソリューション「SharePlex 8.6」をリリース
- SQL Server on Linuxをエンタープライズで活用するためのセミナー開催
- NTTデータ先端技術、統合管理ツール「Hinemos」監視サーバのWindows版を提供
- LinuxやDocker対応に加えAI機能を搭載 進化したデータプラットフォーム「SQL Server 2017」
- SAPジャパン、SAP HANAプラットフォームの最新版「SPS11」を発表
- SUSE、SAP HANAにおいてHA機能を実現
- とんがったデータベースエンジニアになれ! db tech showcase 東京 2013レポート
- 雲の上のリレーショナルデータベース