グルージェントとソースポッド、 企業向けクラウドセキュリティソリューション分野で協業

2015年7月11日(土)

サイオステクノロジーの子会社であるグルージェントとクラウドメールサービス及びメールシステム導入コンサルティング・ソリューションを提供するソースポッドは7月8日、企業向けクラウドセキュリティソリューション分野において双方の製品を連携してセキュリティを強化するソリューションを共同で開発、提供すると発表した。

共同開発・提供の第一弾として「Microsoft Office 365」(以下「Office 365」)環境でソースポッドのクラウドメール誤送信対策「SPC Mailエスティー」を利用する企業向けに、グルージェントの「Gluegent Gate」とAPIによる連携を実現し、「Office 365」と「SPC Mailエスティー」のアカウント一元管理を実現する「アカウント連携オプション」を7月21日より提供開始する。

昨今、企業でのパブリッククラウドサービスの利用が拡大しており、特にクラウド型メールシステムの利用が急速に増加している。同時に、メール誤送信対策やメールアーカイブなどクラウド型メール利用に対するセキュリティに課題を持っている企業が増加している。また、クラウド型メールサービスをはじめ、パブリッククラウドサービス導入の際には、その他のアプリケーションとのアカウントの一元管理、シングルサインオンの実現を望む声が多数寄せらせているという。

グルージェントが開発、販売を行う「Gluegent Gate」は、「Office 365」や「Google Apps」など各種クラウドサービスへのアクセスを特定のネットワークや許可された端末(PC、スマートフォン、携帯電話)のみに制限するなど、各社のポリシーに沿ったアクセス制御に加え、統合ID管理、シングルサインオンを実現するクラウドセキュリティソリューション。

ソースポッドの「SPC Mailエスティー」は、「Office 365」 や「Google Apps」をはじめとするリレー設定可能なクラウドメールサービスのメール誤送信対策サービス。

今回提供開始する「Office 365」利用企業向け「アカウント連携オプション」は、「SPC Mailエスティー」の「アカウント連携オプション」により、「Office 365」のユーザ企業は、「Gluegent Gate」が利用できるようになり、「Office 365」と「SPC Mailエスティー」のアカウントを一元管理することが可能になる。また、「Office 365」、「SPC Mailエスティー」それぞれのアカウントメンテナンスが不用になるため、アカウント管理の工数を大幅に削減することができる。本「アカウント連携オプション」は、初期費用200,000円(税別)でソースポッドが提供する。

また、ソースポッドとグルージェントの協業、第二弾として、「Gluegent Gate」経由でアカウント認証を行うことで、「SPC Mailエスティー」の自己承認、一時保留、上長承認などのWeb確認画面へのログイン画面の認証を省略できるシングルサインオンを近日中に提供する予定。


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