マインド、社内システムを内製化しコストダウンを実現する「MosPエンタープライズ版」発表
2015年8月21日(金)
マインドは8月18日、ベンダーロックインを排除し自社主導のシステム運用を希望する企業向けに、OSS人事・給与・勤怠ソリューション「MosP」の開発ツールや設計書をパッケージ化した「MosPエンタープライズ版」を販売することを発表した。同時に、業務コンサルティング、技術支援、QAサポート、技術研修等、ユーザー主導でカスタマイズやシステム運用していくためのサポートメニューも提供する。
「MosPエンタープライズ版」は1000名以下の企業が購入し勤怠システムを内製化した場合、参考価格として、初年度は約300万円~/年、二年目以降は保守費用として約60万円~/年となる。システムを5年間運用すると、従来の同社主導で保守する場合と比較し、ランニングコストを最大半額まで抑えることも可能。さらに、独自カスタマイズやユーザーの要望に沿えるパートナーのサポートを追加しても、パートナーの得意分野を生かし長期安定運用することでコストの削減が期待できる。
MosPエンタープライズ版に含まれるものは以下の通り。
- MosP設計書
- MosPアドオンテンプレート
- MosP開発ツール
- MosP開発規約
- MosPのマニュアル等ドキュメント(開発環境構築手順や操作方法など)
- MosPプログラムソース
「MosPエンタープライズ版」の販売は、マインドを経由してOSSのMosPを導入した企業の採用理由として上げられることが多い「自分たちでも保守やカスタマイズが可能なシステム」という強みをより強化するものとなる。
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