エンバカデロ・テクノジーズ、Windows 10にも対応したマルチデバイス向け開発ツールの最新版「RAD Studio 10 Seattle」を発表
2015年9月2日(水)
エンバカデロ・テクノロジーズは9月1日、同社の主力製品であるマルチデバイス向けアプリケーション開発環境の最新バージョン「RAD Studio 10 Seattle(ラッドスタジオ・テン・シアトル)」を発表し、同日より販売を開始した。
RAD Studio 10 Seattleでは、7月末にリリースされたWindows 10に対応。Windows 10の新しいUIコントロールを利用できることに加え、コンポーネントのカプセル化によりWindows 8/8.1や7などの旧バージョンでも利用できる。また、RAD Studioのマルチデバイス開発の独自サポート機能である「FireUI」も Windows 10に対応し、デスクトップ、 タブレット、 スマートフォンといった 画面サイズや利用形態の異なる複数のUIを、ひとつのフォームから継承して作成できるのが特徴。
RAD StudioはこれまでXEシリーズとしておよそ半年に一度のサイクルでアップデートされてきた。今回のバージョン10からはパッケージ版に加えてアップデートサブスクリプションモデルも提供し、今後は段階的にサブスクリプションに移行していく方針を示した。製品価格の30%が年間ライセンス料となり、これまでような半年毎の製品アップデートに加え、対応する各社OSのバージョンアップに追従する機能強化も実施していく。
なお、9月29日までの「10 Seattle発売記念キャンペーン」として10%オフの特別価格で提供される。
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