IBMサービス・マネジメント
本連載では、各社から提供されているサーバ運用管理ソリューションを紹介している。第4回は、IBMの「IBMサービス・マネジメント」だ。
ITILに則ったシステム運用管理を実現する「IBMサービス・マネジメント」
近年ではビジネスの成功にITの活用が不可欠になってきており、ITインフラをさらに効率的・効果的に活用し、高いITサービスを提供することがま すます重要になっている。日本版SOX法や個人情報保護法など、さまざまな法令に準拠する上でも、整合性のとれたITインフラの活用が重要な鍵となる。
しかしその一方で、多くの企業では「ITシステムの複雑さ」や「運用管理のコスト」に悩まされている。
そこで注目を集めているのが、「システム運用管理のベストプラクティス」といわれるITILだ。そして、ITILに則ったシステム運用管理環境の構 築サポートするため、IBMではTivoliを核とした「IBMサービス・マネジメント・ソリューション」を提供している。
| 社名 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 | |
| 製品名 | IBMサービス・マネジメント | |
| 製品名略称 | ISM | |
| 製品URL | http://www.ibm.com/jp/software/tivoli/ | |
| 管理範囲 | アプリケーション管理 | ○ |
| ネットワーク管理 | ○ | |
| ストレージ管理 | × | |
| ジョブ管理 | ○ | |
| 資産管理 | ○ | |
| セキュリティ管理 | ○ | |
| サービス管理 | ○ | |
| サーバ管理 | ○ | |
| その他 | ○ | |
| ハードウェア要件 (メモリ、HD、CPUなど) |
Tivoli Service Request Managerアプリケーションサーバ要件 2個または4個の専用プロセッサ(800 MHz) プロセッサ1個あたり2GBのメモリ MaximoおよびJava/Webサーバコンポーネント用に1.5GB以上のディスクスペース |
|
| 対応OS | Red Hat Enterprise Linux 5 | ○ |
| Red Hat Enterprise Linux 4 | ○ | |
| SUSE Linux | ○ | |
| MIRACLE LINUX | ○ | |
| Turbolinux | × | |
| UNIX系 | ○ | |
| Windows | ○ | |
| その他 | ||
| 価格 | 別途お問い合わせ | |
次にシステム運用の現場での問題点と、IBMサービス・マネジメントが解決する問題についてみていこう。