BSP、サーバ監視・ログ管理の機能を追加した「A-AUTO」 Ver8.0の販売を開始

2013年10月19日(土)

ビーエスピー(以下、BSP)は、35年以上にわたって企業の基幹業務を支えてきたジョブ管理ツール「A-AUTO(エーオート)」にサーバ監視・ログ管理の機能を追加した新バージョンとなるVer8.0をリリースした。

「A-AUTO」Ver8.0では、ジョブ管理機能・サーバ監視機能を統合することで、複雑化したアプリケーション、物理サーバ、仮想サーバの構成や依存関係、稼働状況を見える化しつつ、複雑なジョブの先行関係を正確に実行、管理、監視する。これらのサーバ監視、ジョブ監視の実行状況を統合的に実現する新機能のリリースにより、利用者はサーバの実行状況、「A-AUTO」の稼働状況と共にジョブの実行状況を総合的に把握することができる。これによりユーザは総合的な状況確認ができサービスマネジメントの実現が可能となる。

「A-AUTO」以外の製品を利用している場合も、仮想環境やクラウドでの利用を踏まえたライセンス体系、オープンソースによるサーバ監視機能の実現にて大幅なコストダウンを実現する。

さらに、ログ管理機能もライセンスに含まれたことで、実行された処理の操作内容などの証跡管理も新たな製品を採用することなく対応することができる。

「A-AUTO」Ver8.0の主な特徴・機能は以下の通り。

・サーバ監視

「A-AUTO」Ver8.0では、ワールドワイドで多数の実績を持つ高機能なオープンソースのサーバ監視ツールを統合した。機能としては、ノード死活監視、プロセス監視、ログ監視、SNMP監視といった一般的な監視機能はもちろんのこと、Webサイトのレスポンス監視、大規模環境監視、Agentレスによる監視など、ユーザの様々な環境と要望に対応することができる。また、ジョブ管理との連携も強化されたため、ジョブの異常終了、各種遅延障害、ジョブの障害検知なども監視することができ、乱立する監視コンソールの統合も実現できる。

・A-AUTO/Dashboard

ジョブおよびサーバ監視の状況を一元的にモニタリングすることが可能。運用担当者は、必要なインフラ監視情報を1つにまとめて表示することができる。※本機能はオプション。

・ジョブ管理

「A-AUTO」は1977年7月の販売開始以来、35年以上にわたってジョブ管理ツールとしてユーザの基幹業務を支え続けてきた。運用管理業務を自動化、安定化するだけでなく、柔軟かつ容易に運用管理を実行するために多数の機能を擁している。Ver8.0では、フローチャートを改善することで、より大規模なシステムにおける業務の把握が容易になった。

・ログ管理

企業のシステムを構成する各種サーバや機器には、それぞれ管理するべきログがある。異常がないかどうかを見る「認証系」、不正操作がないかを管理する「操作系」、アプリケーションの障害調査、分析用の「障害・分析系」といった3種のログを統合的に管理することができる。また、ジョブ管理との連携により、ジョブログを管理することができるため、確実なジョブ実行を実現することが可能。


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