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「英文Webの部分翻訳」と「QRコードの生成」のサンプル

2011年12月26日(月)
PROJECT KySS

QRコードを生成する

2個目のサンプルは、Google Chart APIを使ってQRコードを生成するサンプルです。Google Chart APIについては、下記のURLを参考にしてください。
→参照:Google Chart Tools(Google code)

このサンプルで実装する機能の動作を、下記に解説しておきます。

このサンプルは、エミュレーターで動作します。実機は必須ではありませんが、生成したQRコードをPicturesHUBに保存し、保存したQRコードをQR Readerで解析しますので、実機での動作を推奨します。

実機にプログラムをデプロイすると、URLを入力するTextBoxが表示されまず。実在する適当なURLを入力し[QRコード生成]ボタンをクリックします。このサンプルでは、URLを入力するようにしていますが、特にURLである必要はありません。名前でも、住所でも、なんでも入力すると、それをもとにQRコードが生成されます。すると、Webブラウザ上に生成されたQRコードが表示されます。WebBrowserTaskを使って、Webブラウザを起動します。QRコードをホールドすると「写真を保存」のメニューが表示されますので、これをクリックします。生成されたQRコードがPicturesHUBに保存されます(図8)。

次にこの保存したQRコードを読み取り解析します。読み取り解析するにはQR Readerが必要です、筆者はMarketplaceから「試用版」のQRCode Readerを落として試しました。表示されるメニューから「From Image File」をタップします。保存しておいたQRコードを指定します。Scanningが始まり、Scanning Result内に入力したURLが表示されます。内容がURLの場合は、[Webpage]ボタンが使用可能となっていますので、これをタップします。該当するページが表示されます(図9)。

内容がURLではない場合は[Webpage]ボタンの使用は不可となります。[Save viva email]のボタンが使用可能になります。今回使用した、QRCode Readerは有償ですが、試用版がありますので、ぜひインストールしてお試しください。

図8:URLを入力してQRコードを生成する(クリックで拡大)

図9:QRCode ReaderでQRコードを解析し、該当するページを表示した(クリックで拡大)

サンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできます。記事末尾をご確認ください。

プロジェクトの作成

VS 2010のメニューから[ファイル(F)/新規作成(N)/プロジェクト(P)]を選択します。次に、「Windows Phone アプリケーション」を選択して、「名前(N)」に「WP71_MakeQRCode」と指定します。Windows Phoneのバージョンには7.1を選択します。

MainPage.xamlの編集とコントロールの追加

x:NameがPageTitleというTextBlockコントロールのTextプロパティに、「QRコード生成」と指定します。ツールボックスからTextBlock(項目名)、TextBox、Buttonコントロールを1個ずつ、図10のように配置します。

図10:各コントロールを配置した(クリックで拡大)

書き出されるXAMLコードは省略します。

次に、MainPage.xamlを展開して表示される、MainPage.xaml.vbをダブルクリックしてリスト3のコードを記述します。

ロジックコードを記述する

リスト3 (MainPage.xaml.vb)

Option Strict On

ランチャーやチューザーに関するクラスの含まれる、Microsoft.Phone.Tasks名前空間をインポートします。
Imports Microsoft.Phone.Tasks

Partial Public Class MainPage
  Inherits PhoneApplicationPage

  ' コンストラクター
  Public Sub New()
    InitializeComponent()
  End Sub

[QRコード作成]ボタンがタップされた時の処理

URLが入力されていない場合はメッセージを表示して処理を抜けます。
API へのリクエストは、chs、chlの条件を下記のような URL で指定します。(REST)
chsには生成されるQRコードのサイズを指定します。このサンプルでは500×500を指定しています。chlにはurlTextBoxに入力された値をエンコードして指定します。
Dim myUri As Uri = New Uri(String.Format("http://chart.apis.google.com/chart?chs=500x500&cht=qr&chl={0}&choe=Shift_JIS", HttpUtility.UrlEncode(urlTextBox.Text), UriKind.Absolute))

WebBrowserTaskの新しいインスタンスmyTaskオブジェクトを作成します。Uriプロパティに条件を指定したmyUriの値を絶対URIで指定します。ShowメソッドでWebBrowserTaskを実行します。ブラウザ内に生成されたQRコードが表示されます。このQRコードをホールドすると保存のメニューが表示されますので、保存してください。PicturesHUBに保存されます。
  Private Sub Button1_Click(sender As System.Object, e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles Button1.Click
    If urlTextBox.Text = String.Empty Then
      MessageBox.Show("URLを入力してください。")
      Exit Sub
    Else
      Dim myUri As Uri = New Uri(String.Format("http://chart.apis.google.com/chart?chs=500x500&cht=qr&chl={0}&choe=Shift_JIS", HttpUtility.UrlEncode(urlTextBox.Text), UriKind.Absolute))
      Dim myTask As New WebBrowserTask
      myTask.Uri = myUri
      myTask.Show()
    End If
  End Sub
End Class
  • 「英文Webの選択した文章を日本語に翻訳する」サンプルプログラム

  • 「QRコードを生成する」サンプルプログラム

四国のSOHO。薬師寺国安(VBプログラマ)と、薬師寺聖(デザイナ、エンジニア)によるコラボレーション・ユニット。1997年6月、Dynamic HTMLとDirectAnimationの普及を目的として結成。共同開発やユニット名義での執筆活動を行う。XMLおよび.NETに関する著書や連載多数。最新刊は「Silverlight実践プログラミング」両名とも、Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。http://www.PROJECTKySS.NET/

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