「CloudNative Security Conference 2022」開催レポート
2022年8月5日、オンラインイベント「CloudNative Security Conference 2022」(CNSec2022)が開催されました。
「CloudNative Days」をベースとする1テーマにフィーチャーした1Dayオンラインイベントとして、これまで3開催を重ねてきましたが、今回のテーマはセキュリティです。昨今さまざまなインシデントが発生しており、クラウドにおけるセキュリティ対策はまさに「待ったなし」の状況です。今回セキュリティをテーマとして取り上げた背景・理由として、実行委員には下記のような想いがあります。
持続可能な、セキュリティを実現
CNSec2022は、クラウドネイティブセキュリティに特化したテックカンファレンスです。
クラウドネイティブなセキュリティとは、いったいどのようなものでしょうか。私達は、"Green"というキーワードに想いを込めてみました。
自然と同じく、セキュリティはシステムやアプリケーション、サービスなどにおいて欠くことのできない大切なものです。しかし、手放しにしていてはやがてシステムは衰退していくことになるでしょう。
刻一刻と変化する状況の中で、新しい知見・技術を導入したり、脅威になる部分や脆弱な仕組みを伐採したりしながら、新たな自然の芽を育てるように常に最適で正常な状態に整えていかなければならないと私達は考えます。
脅威に対し、継続して柔軟かつ俊敏に対応できる、身軽でしなやかな持続可能のセキュリティこそ、クラウドネイティブ時代のセキュリティの理想のひとつではないでしょうか。
そのような持続可能なセキュリティを実現するために、このイベントで様々な知見や技術を持ち寄って、安全で豊かな"Green"をともに目指してみませんか?
本記事では、「CloudNative Security Conference 2022」で開催されたセッションの中から、特にクラウドネイティブに取り組む人たちにとって学びとなるセッションを厳選し、その内容を紹介していきます。
「CloudNative Security Conference 2022」公式サイト
https://event.cloudnativedays.jp/cnsec2022
※セッションのアーカイブ動画は上記URLより視聴できますが、視聴には登録が必要となります。
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