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MTライセンス付/マルチドメイン対応の共用サーバーサービス「Infinito PLUS」が半額月額735円~で新登場

2009年10月19日(月)
シンクイット編集部

Webアプリケーションを快適に動作させる「専用アプリケーションプール」

 料金もさることながら、「Infinito」時代から、他社サービスとの差別化を実現してきた機能群もユーザーには魅力的だ。
 まず第1の特長に挙げられるのが「専用アプリケーションプール」だ。
 近年複雑化してきたWebアプリケーションを快適に動かすためには、メモリ、CPUなどのサーバー機能が必要となる。
 「MovableTypeなどもかなりメモリを必要としますし、世の中で汎用的には使われていなくても、ある目的のためには必須であり、動かすためにけっこうメモリを消費するアプリケーションも少なくありません」(下野氏)
 しかし、一般的な共用サービスでは、Webアプリケーションの動作のためのこれらリソースをユーザーごとに確保していないため、サーバー全体での利用状況によっては動作が遅くなったり、サービス停止の危険性もある。
 だが、「Infinito PLUS」では独立したアプリケーション領域をユーザー個々に提供、上位のiNP-02とiNP-03のプランで200MBのメモリを「専用アプリケーションプール」として確保している。一般には共用サーバーで3桁のメモリを各ユーザーに提供するのは難しいといわれているが、「Infinito PLUS」ではこの200MBのメモリ提供により、重いWebアプリケーションも快適な動作を可能としている。
 また、iNP-01で3GB、 iNP-02で6GB、 iNP-03で15GBの「セルフバックアップ領域」も無償提供されている。これはユーザーがWEB、メール、データベースのバックアップをコントロールパネル上においてボタン1つで設定することができ、障害時にも復旧用のデータを安全に確保しておける。データベースファイルについてもバックアップ対象への指定が可能なため、企業の重要なデータが失われる危険は大幅に回避できる。

MovableTypeライセンスの無償提供

 最も広く使われているブログエンジンであり、CMS的な利用も可能なMovableTypeの標準搭載も「Infinito PLUS」の大きなアドバンテージだ。現在MovableType対応をうたうレンタルサーバーサービスは多いが、通常使用のためにはシックスアパート社からMovableTypeのライセンス購入が別途必要となる。しかし、アイルの「Infinito PLUS」ではシックスアパートとの協業により、MovableTypeのライセンス料なしで、各プランに1ライセンスを無償提供している。月額735円のiNP-01プランでも利用できるため、MovableTypeの利用を考えているユーザーには非常に大きなコストメリットといえる。
 また、独自SSLが最大20個まで無償提供されるのも大きな魅力だ。一般的な共用サーバーでは、マルチドメインが無制限のサービスでも、独自SSLの利用は1個、2個といったケースが多いのだが、「Infinito PLUS」は20個の利用が可能であるためIPアドレスの割り当ての自由度が大幅に上がり、ホームページや独自機能を付加しての再販などを考えるユーザーや、自社で多数のドメインを必要とするユーザーにとって、大きなコストメリットを提供する。
 さらに、Webアプリケーションやデータベースを脅かすマルウェア対策として、感染診断ツールを搭載しており、サーバーへの負荷をかけずにデイリーのチェックが可能だ。万が一感染が発覚した場合には、感染ファイルを削除し前日分のバックアップから再アップロードすることで、感染以前の状態への復旧が実現できる。
 これらの機能群によるアドバンテージを、アイルホスティングサービスの長年に渡るサポート運用ノウハウで支え、「高い稼働率を実現し、ユーザーのコスト負荷と内部運用工数負担を大幅に削減できる」(大野氏)高信頼なサービスを提供するのが「Infinito PLUS」なのだ。

▼「Infinito PLUS」サービス詳細ページ
http://isle.jp/service/infinito_plus/

著者
シンクイット編集部

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