情報の閲覧・活用の工夫とは?
ユーザビリティアップのための工夫
ユーザビリティをアップをするための細かな工夫をしているフィーチャー&ファンクション例を3つ紹介します。
1つ目は、「グレーアウト表示」です。よく見ると思いますが、ユーザーに情報を登録してもらう際にダイアログボックスが開き、背景がグレーアウトする演出です。目がフォーカスされますので機能性が伴ったフィーチャーだと思います。サンプルサイトは「Zazzle(http://www.zazzle.com/)」です。
2つ目は、「リンク先のプレビュー表示」です。リンク先のページをプレビュー表示するという機能です。クリックして期待はずれにならないように事前にサイトの画面キャプチャーなどをプレビューできるようにします。「Snap(http://www.snap.com/)」を利用することで実現可能です。
3つ目は、「インタラクティブなチャートの提供」です。単純な静的な統計情報ではなく、インタラクティブ性を付与して魅力的なチャートにするフィーチャーです。もちろん統計情報だけでなく、通常はインタラクションしないと思われているものでも、そういったフィーチャーを付けることでより魅力的にすることを考えてみてもよいでしょう。サンプルサイトは「Google Finance(http://finance.google.com/finance?q=Google)」です。
ユーザーによるカスタマイズ支援・パーソナライズ
ユーザーによるカスタマイズ支援やパーソナライズができる工夫をしているフィーチャー&ファンクション例を3つ紹介します。
1つ目は、「ユーザーによるテーマの設定」です。サイトのテーマをユーザーがカスタマイズすることができるというフィーチャーです。数多くのテンプレートを用意することによって、ユーザーが気分や好みによって見た目をカスタマイズすることができます。サンプルサイトは「iGoogle(http://www.google.com/ig)」です。
2つ目は、「プライバシー設定」です。ユーザーのインプットや情報をどこまでオープンにするのかをユーザーに選択させるという機能です。例えば「Facebook(http://www.facebook.com/)」ではアプリケーションを導入するときにどこまでのそのアプリケーションが自分の情報にアクセスできるかを設定できますし、friendfeedもフィードの表示をサイト内の共有にするのか、登録者だけで共有するのかを選択することができます。
3つ目は、「パードナライズのための事前の情報インプット」です。少ないステップでユーザーから情報を得ることによって、ユーザーにマッチした情報を提供することができます。サンプルサイトは「Pageflakes(http://www.pageflakes.com/)」です。
「ユーザビリティアップのための工夫」と「ユーザーによるカスタマイズ支援・パーソナライズ」のフィーチャー&ファンクションのリストをダウンロード(http://www.thinkit.co.jp/images/article/115/4/11542.zip)できますので、参考にしてみてください(11542.zip/6.35 KB)。