PR

プロキシサーバーを作る!

2008年8月19日(火)
masuidrive

自分用のProxyサーバーを作ろう!

 WEBrickには、HTTPサーバーの機能が標準で装備されていますが、同時にHTTPプロキシの機能も搭載されています。

 WEBrick::HTTPProxyServerというクラスがその機能を提供していますが、公式マニュアル(http://www.ruby-lang.org/ja/man/html/WEBrick_HTTPProxyServer.html)にはまったく載っていません。

 しかし、「第2回:基本機能の実装にチャレンジ!(http://www.thinkit.co.jp/article/117/2/)」で紹介したHTTPサーバーと非常によく似ているので、それをベースに簡単にHTTPプロキシを作ることができます。

 なお、今回作成するサンプルファイルは、こちら(http://www.thinkit.co.jp/images/article/117/3/11731.zip)からダウンロードできますので、参照しながら自分で試してみてください(11731.zip/2.04 KB)。

 まず、普通のHTTPプロキシ(以下プロキシ)を作ってみましょう。サンプルファイルのproxy1.rbのようになります。

 これはHTTPサーバーの時と同じように、WEBrick::HTTPProxyServerを起動するだけで実現できます。今回はプロキシの起動ポートに8080番を指定しています。以下のようにコマンドを実行します。

$ ruby proxy1.rb

 すると、以下のように表示されプロキシが起動します。

[2008-08-07 23:51:07] INFO WEBrick 1.3.1
[2008-08-07 23:51:07] INFO ruby 1.8.6 (2008-03-03) [universal-darwin9.0]
[2008-08-07 23:51:07] INFO WEBrick::HTTPProxyServer#start: pid=33197 port=8080

 次は実際にこれをWebブラウザに設定して、使ってみましょう。

Internet ExplorerへのProxyの設定方法

 Internet Explorerでは、メニューの「ツール → インターネットオプション」を選び、「接続」タブの一番下にある「LANの設定」ボタンを押します。

 「ローカル エリア ネットワーク(LAN)の設定」ダイアログが開くので、「プロキシ サーバー」の「LANにプロキシサーバーを使用する」にチェックを入れます。アドレスにはプロキシサーバーのアドレスを入力します。同一のマシンで動かす場合には「localhost」を設定します。ポートには「8080」を設定します(図1)。

 これで、WebブラウザからThink ITのトップページ(http://www.thinkit.co.jp/)にアクセスしてみましょう。

 そうすると、ページは普段通りに表示されます。しかし、同時に先ほど起動したproxy1.rbのコンソールに下記のようなログが出力されているはずです。これはWebブラウザがproxy1.rbのプロキシを通じてコンテンツを取得していることを表しています。

 10.0.1.191 - - [07/Aug/2008:23:51:16 PDT] "GET http://www.thinkit.co.jp/ HTTP/1.0" 200 55394
- -> http://www.thinkit.co.jp/

 次は、このプロキシを使ってコンテンツを書き換えてみましょう。

PukiWikiなどのオープンソース活動を経て、2005年からRuby on Railsに的を絞り、WEB2.0社 PingKingやニフティ アバウトミーの開発に関わる。これまでのフリー活動から転身し、2007年は1年だけ会社員として働いた後、起業のため渡米。2008年4月にBig Canvas Inc.設立。現在、米ベルビュー在住。http://bigcanvasinc.com/http://blog.masuidrive.jp/

Think IT会員サービス無料登録受付中

Think ITでは、より付加価値の高いコンテンツを会員サービスとして提供しています。会員登録を済ませてThink ITのWebサイトにログインすることでさまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think IT会員サービスの概要とメリットをチェック

他にもこの記事が読まれています