AR/VR両対応の新型スマホZenfone AR国内でも発売へ!
今週は、VR IntelligenceによるVR市場調査報告やアドアーズのVR PARK TOKYOの人気ぶり、Unityのインドでの事業拡大など、VR市場に関するニュースが相次ぎました。一般の人がどんな体験を求めているのか、よりユーザー体験に合わせた設計を行っていく必要があるようです。
多人数参加のVR会議ができる「NEUTRANS」提供開始
VRプロダクトの企画や開発を手掛ける株式会社Synamonは、VRコンテンツ制作用のベースシステム「NEUTRANS(ニュートランス)」の企業向け提供を4月11日より開始しました。
NEUTRANSはオンライン接続による複数ユーザーでのマルチプレイといった機能を有しており、VRで会議室を作り、現実ではできない動作を用いたブレストや、遠隔地のメンバーとの会議ができるシステムの構築や、コンテンツや3Dモデルなどを配置し、ユーザーの好きな形で利用可能なVRショールームの構築を行うことができます。
公式ページでは「持つ、投げる」「レーザーポインタでの操作」といった、基本動作の紹介や、デモ動画のアップロードも行われています。
提供方式としては、BtoBモデル、BtoBtoCモデルなどが想定されています。導入の初期費用は300万円程度、開発期間は15営業日程度からとされていますが、開発内容によって変動します。
今後はベースシステムの機能拡張を行いつつ、活用事例に合わせたVRプロダクトのサンプル開発、パッケージ化を推進していくとのこと。なお、今回の提供開始に合わせたキャンペーンとして、問い合わせ先着5企業まで初期費用を割り引きしての提供が行われます。
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多人数参加のVR環境も構築可能 VRベースシステム「NEUTRANS」提供開始
http://www.moguravr.com/neutrans-vrsystem/
2017年のVR業界の調査結果を発表、VR市場の成長を見込む一方でコンテンツ不足と価格がボトルネック
VR業界をリードする有識者で構成される団体VR Intelligenceは今年の3月に、500名強を対象に、2017年のVR業界の調査結果を発表しました。それによると、47%のハードウェア開発会社と44%のコンテンツ開発会社がVR業界の成長について「非常に強い」または「強い」と答えました。また、64%のハードウェア開発会社と76%のコンテンツ開発会社が2017年は製品開発に力を入れると答えています。さらに、54%のハードウェア開発会社と38%のコンテンツ開発会社が、マーケティングを向上させると答えました。今後はブランド力やクオリティーを向上させるようなイノベーションが、VR業界での競争に勝つためのカギとなるという見方を示しています。
現在のボトルネックは、コンテンツ不足とHMDの価格です。VR業界は着実に成長していますが、一方でプレイヤー自身が考えるさらなる成長のためのカギや、VRの活躍が特に期待される分野などが調査によって明らかになりました。今後もVR業界でどのような革新的な技術が生まれ、成長していくのか、目が離せません。
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VR業界調査、2017年は製品開発とマーケティングに注力
http://www.moguravr.com/vr-market-2/
AR/VR両対応の新型スマホZenfone AR発表! 2017年夏発売で価格は8万2,800円から
ASUS JAPANは、AR/VR両対応の新型スマートフォン「Zenfone AR」の日本発売を発表しました。プロセッサーにSnapdragon 821、メインメモリは6GBと8GB搭載の2モデル。発売日は2017年夏、価格は8GBメモリ、128GBストレージ搭載モデルが9万9,800円、6GBメモリ、64GBストレージモデルが8万2,800円となっています(いずれも税別)。
「Zenfone AR」は、2017年1月に開催されたCESにて発表された新型スマートフォンで、ARプラットフォームTango、快適で高品質なグーグルのVRプラットフォームDaydreamに世界で初めて両対応したスマートフォンとして期待されています。Zenfone ARの特徴であるTangoは、スマートフォンの背面に搭載された3つのカメラ(深度カメラ、モーショントラッキングカメラ、2,300万画素背面カメラ)により、空間構造やスマートフォンの動きをトラッキングします。
Tangoを使ったアプリケーションでは、天井や床、机などを認識し、その上に実際にキャラクターを登場させ、キャラクターが現実を歩き回るといったことが可能になります。
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ASUS、AR/VR両対応の新型スマホZenfone AR発表、2017年夏発売、価格は82,800円から
http://www.moguravr.com/psvr-2016-ar-vrhmd/
アドアーズが3月度の売り上げ概況発表。渋谷のVR PARK TOKYOは月間最高売り上げを記録
首都圏を中心にエンターテインメント事業を展開するアドアーズ株式会社が、平成29年3月期の総合エンターテインメント施設売上高の概況を発表しました。
同社の発表によると、3月の既存店売上高前年比は88.2%となったものの、 12月に開設したVR体験施設「VR PARK TOKYO」に関しては、落下型VRアトラクションジャングルバンジーVR」を導入し、春休み時期とも重なったことで月間最高売り上げを記録したとのこと。
日本国内におけるVR体験施設に関しては、2016年10月より埼玉県越谷市のショッピングセンター「イオンレイクタウンmori」にて、常設VRアミューズメント施設「VR Center」がオープンされています。また、2017年夏には株式会社バンダイナムコエンタテインメントが、約1,100坪となるVR体験施設「VR ZONE Shinjuku」を期間限定で新宿歌舞伎町にオープンすることも発表しており、国内VR体験施設の動向に関しては今後も注目したいところです。
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VR体験施設は月間最高売上を記録 アドアーズが3月度の売上概況発表
http://www.moguravr.com/adores-vr/
Unityはインドでの拡大図り、雇用を3倍へ。ARやVR分野でもインド企業と協力へ
ゲームエンジンUnityを開発するUnity Technologiesはインドでの事業のさらなる拡大を図り、雇用を現在の3倍に増やすことを計画していると明らかにしました。
インドのゲーム市場は、日本やヨーロッパよりもまだ遅れているという見方がある中、最高販売責任者であるDave Rhodes氏は「デバイスやネット料金が下がれば、ゲームを楽しむ人がさらに増えるはず」とインドのポテンシャルについて語ります。
また、Unityはゲーム分野だけでなく、インドのIT企業と協力しARやVRの分野にも力を入れるつもりであることを示唆しています。インドにおけるARやVR分野の取り組みはあまり知られていませんが、Unityは「車のデザインや開発などの製造業界でARやVRの使用が増える中、プログラミングに強いインドのIT企業と手を組み、技術開発をさらに進めるつもり」とのこと。
人口が12億人以上で今後も増え続けると言われるインドは、ゲーム市場として大きな可能性を秘めているだけでなく、IT産業でも米国を中心に優秀なプログラマーを輩出する国です。どのような革新的なAR/VR技術の開発がなされていくのか注目です。
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Unity、インドで拡大図る ARやVR分野でもインド企業と協力へ
http://www.moguravr.com/unity-india-arvr/
360度動画配信サービス「360Channel」がPSVRに対応。新たに5チャンネル50動画を追加
株式会社360Channelは、360度動画配信サービス「360Channel」が4月12日より、PSVRに対応アプリを配信したことを発表しました。
本サービスの開始を記念して、新たに「5チャンネル50動画」が追加されたとのこと。これまでのPC、スマートフォン、タブレット端末、VRヘッドマウントディスプレイ(Oculus Rift、Gear VR)からも、追加されたチャンネルと動画を見ることができます。
なお、PSVR対応アプリでは、以下の360度動画7本が先行配信されます。
- SPACE DRIFTER -PS VR限定配信-
- 平嶋夏海「憧れのシゴト美女」〜実践編〜
- 倉持由香「憧れのシゴト美女」〜実践編〜
- 菜乃花「憧れのシゴト美女」〜実践編〜
- 夏目花実「憧れのシゴト美女」〜実践編〜
- 【決勝】輪入道 vs GADORO KING OF KINGS 2016 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL
- 【空・海・星】
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360度動画配信サービス「360Channel」がPSVRに対応 新たに5チャンネル50動画も追加
http://www.moguravr.com/360channel-psvr/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。
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- VR体験施設の新規開設やコンテンツ増強に関するニュースが相次ぐ