【要必読】魅力的な職務経歴書の書き方とは?〜未経験からIT業界への挑戦〜
転職活動で必ず提出を求められる「職務経歴書」。
ちょっと面倒に感じて苦手に思う人も多いのではないでしょうか。
どこまで書けばいいのか…どんな風に書いたら印象良くなるんだろう…など悩みは尽きません。職務経歴書の難しさは、なかなか他の人のものを参考にできないことも大きな要因の一つです。
でも、コツを掴めば大丈夫!!書き方次第で良いアピールに繋がります。まずは「職務経歴書」のなんたるかをしっかり理解し、活用しましょう。
なお、本記事は、TechAcademyキャリアの転職支援の実績をもとに執筆しています。
未経験だけどIT業界にどうしても入りたくて転職をしようと思ってます。でも、さっそくつまづいてしまって・・・
どんなところでつまづいてるのでしょうか?
実は、転職活動自体が初めてで右も左もわからない状態です。まず履歴書や職務経歴書が必要だと思うのですが職務経歴書の書き方がいまいちピンとこなくて。
職務経歴書の書き方ですね。初めて転職をする多くの方がつまずくポイントです。
何をどう書けば、未経験の僕でも応募先の企業に魅力的にアピールできるのか、教えてもらえませんか?
もちろんです!まずは、職務経歴書がどういう役割を果たすのか理解するところから始めましょう!
目次
職務経歴書とは
職務経歴書とはこれまでどんな仕事をしてきたのかなど今までの実績を示すもの。
採用担当者は応募者の書類に目を通して、どんな経験をしているのか、どんな能力を持っているかなどを確認して、選考を進めていくかどうかを判断します。その際、履歴書の大まかな経歴だけでは、詳しく読み取れないもの。より、実績と人柄、そして能力を知って判断するために職務経歴書を読むわけです。
ですので、お見合いに例えるならお見合い写真やプロフィールにあたるもの。いずれにせよ、「会ってみようかな」と思わせることが職務経歴書の一つの役割と言えます。
そのため、職務経歴書には目的に応じた、色々な体裁や書き方、アピールの記載の方法などがあります。特に未経験の分野に挑戦する際は、当然相手が自分の経験をイメージできることを意識して作らねばなりません。大切なのは採用担当者にあってもらえる魅力的な職務経歴書を書くこと。内容に自分らしさを残しつつ、会いたいと感じてもらえるような職務経歴書を用意していきましょう。
魅力的な職務経歴書とは
採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせる魅力的な職務経歴書はどのようなものでしょう。
答えは、企業が知りたい「これまでの実績」、そして「想い」を《分かりやすく》まとめることです。
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「これまでの実績」=どんな仕事をしてきたのかといった客観的な事実
特に企業が知りたいのは、採用したら活躍してくれるのかどうか。
これまでの活動の中から、実績と言えるもの、スキルが活かせたものなどあなたのこれまでの活躍を表すエピソードをピックアップし、示します。特に会社から表彰された、何かを達成したなどの功績があれば十二分にアピールしましょう。
もちろん、大きな功績がなくとも今までの実績を目に見える形に整理してアピールしましょう。そしてこの実績が、あなたの今後の活躍の根拠となっていくことを念頭に置きましょう。
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「想い」=業務へのモチベーション、達成意欲
これまでの事実を述べることで、その人の実務的な能力について読み取れますが、未経験の業種に応募する場合に特に重要となるのが、仕事に対する「想い」。未経験だと業務業績では評価を上げることができない分、熱意でカバーするのです。
とはいえ、想いだけを長々と書いても読みにくくなってしまいます。過去の経験や実績と絡めて根拠を示しながら、自分の可能性など未来につながる文章にまとめると印象が良くなるでしょう。また、これまでの経験を転用できる項目や活かせる経験があれば、想いを形にする具体的な根拠として記載しましょう。
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わかりやすさ=読みやすさと見やすさ
そしてもちろん、《分かりやすい》経歴書にすることも重要です。どれだけ実績や想いがあっても相手に伝わらなければ始まりません。分かりやすく表現することを意識しましょう。
採用担当者は日々たくさんの職務経歴書を見ているものです。加えて、現場担当者や直属の上司になる想定の人など、採用担当者以外の人が見る可能性も。
どんな人でもパッと見て要点を把握できるような簡潔に読みやすい文章を意識しましょう。
また、レイアウトを工夫するなど見やすさも意識する必要があります。だらだらっと文章のみで書くのではなく、【事業内容】【業務内容】【成果・実績】など項目ごとに見出しをつけて作成をすると良いでしょう。
職務経歴書は採用担当者とのファーストコンタクト。ちょっとしたプレゼン資料のように相手を惹き付けることがポイントです。そのため、経歴書が魅力的に映れば、第一印象を良い方へ決め、アピールする一つ目のチャンスとなります。
見る人にどんな風に受け止められるのか、どうすれば魅力的に映るのか、想像しながら作り上げていきましょう。
なるほど。職務経歴書は企業にアピールする自分自身のプレゼン資料のような役割なんですね!
そうです。企業の人事担当者は職務経歴書の内容で書類選考の合否を出していると言っても過言ではありません。
そんなに重要なものなんですね・・・いかに自分の魅力的となるポイントを抑えてアピールするかが大切ですね。
そういうことです!ただ、転職活動は千差万別。そういえば今回、未経験からIT業界に行きたいとおっしゃってましたね?
はい!そうです!
それでは、未経験からIT業界へ進むために有利になる職務経歴書のポイントをしっかりと理解しましょう。
よろしくお願いします!
未経験でIT業界に応募する際のポイント
企業が未経験エンジニアに求めるものは「企業や業界とのマッチ度」「成長意欲と将来性」です。
採用担当者に伝わるようにポイントをしっかり抑えましょう。
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企業や業界とのマッチ度
未経験からの転職の一番のハードルは「即戦力を求める企業とのギャップ」です。プログラミングが未経験だったとしてもエンジニアの素養があること、活かせる経験があることをしっかりと文中に入れてギャップを埋めることがポイントとなってきます。
そのためには、まずIT業界との親和性をアピールする方法があります。担当者に「この子、向いているな!」と思わせるのです。PCスキルや資格は忘れずに、もれなく記入しましょう。
また、異業種エンジニア職で活かせる経験をアピールすることも大切です。エンジニアでも顧客とコミュニュケーションを取る場面は多いもの。折衝経験や接客経験があればぜひアピールしてください。
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成長意欲と将来性
未経験であっても仕事を始めれば専門知識の習得が求められます。
「入社後、覚えていく」という姿勢ではなく、自主的に必要な知識やスキルを習得するために、努力していることをアピールしてください。
勉強した内容をアピールすることで、「業務をスムーズに進められそう」と思わせることができます。さらに自発的に行動することができ、「着実に成長してくれそう」という印象を与えることにつながります。
また、「意欲を持って仕事をしていた!」など、それまでの仕事に対する姿勢を示すことも重要です。
高い達成意欲や成功体験といった業務実績をアピールをすることで「頑張ってくれそう」と思わせることにもなるでしょう。学習を継続して行い、成果に繋げていることがあれば、成果を出す力がある証明となりますし、今後も発揮できる強みになります。その際、信頼できる記載内容や具体的な数字を心がけるとより説得力が増します。
転職活動をスムーズに
職務経歴書作りは、自己分析のツールにもなります。じっくり自分と向き合いながら、アピールポイントを探しましょう。
また、職務経歴書は面接時のカンペにもなります。自分自身のプレゼン資料ですので、質問の答えや思い出すきっかけになるのです。
そのため、面接時の確認事項、質問内容になることを頭に入れて作成するとなお良いでしょう。
一度採用担当になったつもりで読み返すことで、より整理されるかもしれません。
初めの選考だけでなく、その後も活かしていけると思うと職務経歴書はしっかり作っておいて損はないですよね。
なるほど、自分自身や思いを「相手に伝える」ことが大事なんですね
そうですね。併せて、採用担当者が採用したい人物像のギャップを埋めることもぜひ意識してくださいね。
私に書けるでしょうか…
きっとできますよ!まずは時間をかけてじっくりと自分の良さがちゃんと伝わることにこだわって作ってくださいね。じっくりと自分と向き合うことは面接準備にもつながります。
頑張ってみます!
時間をかけて丁寧に作り上げた書類は、目の肥えた人事の目に必ず止まりますよ!頑張ってくださいね!
IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、キャリアアップを確実に行えます。総合職でのキャリアを考えている場合であっても技術職とコミュニケーションが取れるだけで、より重宝され、成長業界での新しいキャリアの道が開けます。
そして、技術職を目指すのであればもちろん事前にスキルを身につけておくことは大きなプラスポイントです。
TechAcademyでは、IT業界で活躍したい方向けに無料でプログラミングを学び、転職支援も受けられるTechAcademyキャリアというサービスがあります。TechAcademyで学んだ技術は職務経歴書を補強する上で非常に有利なスキルです。
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