失敗しない!印象に残る面接のポイント【エンジニア編】

2017年10月4日(水)
TechAcademy

業務内外問わず、人前で話すことに苦手意識を感じなかなか面接が上手くいかないと悩んでいる方が知りたい、面接官に上手に自己PRする方法。よく聞かれる質問、そして避けた方がよい回答を紹介します。

転職によりエンジニアとしてスキルアップしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、本記事は、TechAcademyキャリアの転職支援の実績をもとに執筆しています。

エンジニアの上手な自己PR方法とは

組織内であっても、1人で黙々と仕事をする機会が多いエンジニア職。職人気質の方が多いのも特徴です。自分では意識していなくても知らず知らずの内にプレゼンすることが苦手になっていたりするケースもあります。

現在の職場では問題なくとも、転職活動となると自分をしっかりとアピールできるプレゼン能力がないことは大きな弊害となります。

ただ、逆に言えばプレゼン、つまりコミュニケーション能力のあるエンジニアは採用担当者にとって貴重な人材となります。

そこでまずは自分のコミュニケーション能力をPRするように努めましょう。またエンジニアですので当然保有している技術が重要になります。ですのでスキルや経験のアピールは必須となります。

以下で「コミュニケーション能力のアピール」「スキルや経験のアピール」について説明いたします。

自分のコミュニケーション能力をPR

面接の場面では「頑張ろう」「しっかりアピールしよう」という思いが先走り、本筋とあまり関連のない話を延々としてしまう失敗はつきもの。エンジニアとしての技術や経験を相手にしっかりと伝えたい気持ちは分かりますが、伝えるべきこと以外を延々としてしまっては逆効果です。

要点をまとめ、簡潔に話すことを心掛けましょう。面接官との言葉のキャッチボールを意識することでコミュニケーション能力を自然とPRすることができます。

しかし、一言二言話しただけ、といった簡潔すぎる回答も逆効果です。面接官の「質問はありますか?」の問いかけに「ないです」と返答してしまうと、言葉のキャッチボールが止まってしまいます。

どんな小さなことでも構いませんので疑問点を質問してみたり、例え質問が無かったとしても「説明が分かりやすかったので質問はありません」など一言添えて回答するよう心がけましょう。

スキルや経験(経験年数を含む)をPR

面接時、エンジニアの方の最大のPRポイントとなるのが、スキルと経験です。今まで自身が培ってきたスキルや経験を、しっかりとまとめて面接官にPRできるよう準備しましょう。使ったことがあるツールなどは、利用期間も合わせて説明するようにします。

また、実際に開発に携わったサービスなどがあれば「1ヶ月で開発した」「1人で開発した」など付随した情報を伝えるようにしましょう。

エンジニアの面接でよく聞かれる質問とは

企業がエンジニアを採用するときにもっとも重視するのは「長期に渡り会社へ貢献してくれるか」です。

もちろん、エンジニアとしてのスキルや実績も重視されますが、出入りの激しい業界ですので、面接官はいかに長く働いてくれるかを重点的に見ています。これらのことを踏まえ、エンジニアの面接時によく聞かれる質問は下記になります。

  • 転職の動機
  • 前職の退職理由

もちろん、他の職種でも聞かれることが多い質問ですが、エンジニアの面接では他職種よりも重要視されます。転職の動機や退職理由から、長く働いてくれる人間か見極めているのです。

ですので、前職を人間関係で退職した場合や残業時間などの労働環境から転職を決意した場合、それらのことは面接官へ伝えないようにしましょう。

面接でのNG回答

基本的には面接官に悪印象を与えてしまうネガティブな回答は避けるようにしましょう。

特に「人間環境」「労働環境」などを含め【不満のみ】は面接時に決して口にすべきことではありません。

「同じ理由で辞めてしまうかも」と面接官に思われてしまうからです。「新たな技術を身に着けたいため」「キャリアアップしたいため」などポジティブな回答を添え、次のステップに向かう意思を伝えるよう心掛ける必要があります。

また、エンジニア職は判断力や決断力が求められるケースも多いので、面接での曖昧な回答は避けるようにしましょう。以下の質問がきた場合、例のように的をしぼり、具体的な内容を伝えると良いでしょう。

  • 「趣味を教えてください」→旅行が趣味です。
  • 「志望の動機を教えてください」→今より〇〇な仕事がしたかったからです。
  • 「〇〇の知識はありますか?」→これから〇〇を通して学びたいと思います。

趣味などに関しては複数上げるのではなく、1つに絞り、なぜ趣味にしているのかを簡潔に明確に伝えるのがよいでしょう。また志望の動機に関しても漠然と回答するのではなく、なぜ転職をしようと思ったのか具体的に説明をしましょう。

新しい知識が必要になることも多いエンジニア職ですが、仕事をしながら学ぶのか、学校へ通うのかなどを明確に回答すると面接官の好感度が高くなります。

まとめ

今回はエンジニアの面接で面接官に好印象を与える方法を解説しました。

コミュニケーション能力に自信がなくても心配する必要はありません。

面接ではエンジニアとしての自分の実力や経験をしっかりアピールすることを心掛けましょう。あとは基本をしっかり押さえ面接に挑むことが転職への近道です。

また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。

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