連載 [第120回] :
  週刊VRウォッチ

VR内を歩けるサンダル型デバイス「Cybershoes」再びクラウドファンディング開始

2019年2月12日(火)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、VR内で歩くような移動を可能とするサンダル型デバイス「Cybershoes」がクラウドファンディングを再び開始したことが報じられ、話題となりました。Cybershoesは2018年10月に実施されたクラウドファンディングにおいて、調達開始から24時間以内に目標額の3万ユーロ(約380万円)の3倍以上、約10万ユーロ(約1,200万円)を達成し、最終的に約21万ユーロ(約2,600万円)の資金調達に成功しています。

一方AR関連では、マイクロソフトが2018年9月に出願したARデバイスに関する特許が公開されたニュースが注目を集めました。資料に掲載されたイメージ図によれば、同社の「HoloLens」と比較すると小型で「スマートグラス」に近い形状となっています。発表を控えていると噂される次世代デバイス「HoloLens 2」に関連する可能性もあると推測されています。

VR内で歩くサンダル型デバイス「Cybershoes」再びクラウドファンディング開始

ウィーンのスタートアップCybershoes GmbHが、クラウドファンディングサイトIndiegogoを利用した資金調達を開始しました。同社はVRとの併用を想定したサンダル型デバイス「Cybershoes」の開発を進めている企業です。今回のクラウドファンディングでの目標調達額は3万ドル(約330万円)。調達された資金はCybershoesの制作に使用されます。

Cybershoesは両足に履き、歩くように足を動かすことで、VR内での移動を実現するサンダル型のデバイスです。その最大の特徴は、足に装着するデバイスだけで済むというその手軽さです。Cybershoesの裏側にはローラーが装着されており、このローラーの回転で足の移動量を検知し、VR内での移動を実現します。

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VRで歩くサンダル型デバイス「Cybershoes」再びクラウドファンディング開始
https://www.moguravr.com/cybershoes-re-crowdfunding/

Oculus Riftアップグレード版「Rift S」か?コードが確認される

米国のメディアUploadVRは、OculusのPC向けソフトウェアにOculus “Rift S”に関するコードを確認したと報じています。現行のOculus Riftと比較し、トラッキング方式やIPD調整に関わる変更が確認できるとのこと。

Oculus “Rift S”は、フェイスブックのPC向けVRヘッドセットOculus Riftのアップグレード版だとされています。2018年11月にTechCrunchがその存在を報道していますが、フェイスブックはOculus Riftのアップグレードについて、正式な発表を一切行っていません。

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Oculus Riftアップグレード版「Rift S」か?コードが確認される
https://www.moguravr.com/oculus-rift-s-code/

AMDのVR対応新世代GPU「Radeon VII」搭載グラボが約85,000円で発売

GPUメーカーであるAMDの新型GPU「Radeon VII」を搭載したVR対応のゲーム向けグラフィックボードが2月8日より発売されます。想定販売価格は85,8000円(税抜)となっており、AMDのパートナー企業からの販売となります。

Radeon VIIは、第2世代「Vega」アーキテクチャーを基盤としており、VR・4K対応グラボ「Radeon RX Vega 64」と比較して、2倍のメモリー容量とメモリー帯域幅を備えている製品です。最大解像度での高フレームレートの設定を可能とし、1080p、1440p、4KでシームレスなHDRゲーム体験と、8Kモニターでの写真とビジュアル作成を実現できるとのこと。

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AMDのVR対応・新世代GPU「Radeon VII」 搭載グラボが発売 税抜85,000円前後
https://www.moguravr.com/vr-gpu-radeon-vii/

マイクロソフト、小型ARデバイスに関する特許公開

マイクロソフトが2018年9月に出願したARデバイスに関する特許が公開されました。資料に掲載されたイメージ図によれば、現行のHoloLensと比較すると小型で、「スマートグラス」に近い形状となっています。ユーザーがARデバイスを使用する際の重要なポイントの1つが、そのサイズです。マイクロソフトがこの観点を重視し、小型化を志向していると推察されます。

マイクロソフトの次世代ARデバイスの噂は、2017年から現れ始めました。現時点では、この2月末に開催されるモバイル機器の見本市MWCで発表されると推測されています。

本ニュースの詳細はこちら:
マイクロソフト、小型ARデバイスに関する特許公開
https://www.moguravr.com/microsoft-ar-device/

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