Varjoが「VRと現実を切り替えずに操作する」UIを発表

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、超高解像度デバイスを開発するVRヘッドセットメーカーVarjoによるユーザーインターフェース「Varjo Workspace」リリースのニュースが注目を集めました。

「Varjo Workspace」は、ヘッドセットを装着したままVR内でのPC画面閲覧・作業を可能にし、3Dコンテンツの編集スピードを向上させることができます。VR/ARヘッドセット「XR-1」ユーザーおよびパートナー企業向けに、関連ソフトウェアとともに提供されています。

一方AR関連では、ボッシュによる小型スマートグラス向けモジュール「Light Drive」の発表が報じられました。本モジュールはディスプレイやカメラを必要とせず、重量はわずか10g以下としています。近年ではさまざまな企業がスマートグラスを開発・発表しており、本モジュールの活用に注目が集まります。

VRと現実を切り替えずに操作できる 超高解像度VR/AR開発企業が発表

フィンランドのVR/ARヘッドセットメーカーであるVarjoは、ヘッドセットを装着したまま、2D/3Dの切り替えなしにコンテンツの制作ができるユーザーインターフェース「Varjo Workspace」をリリースしました。

「Varjo Workspace」は同社の新型VR/ARヘッドセット「XR-1」の開発者版に対応しています。モニターのサイズ変更が可能で、CAD編集に不可欠なキーボードも使え、カメラレンズ越しの現実空間にコンテンツを重ねることも可能になります。

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VRと現実を切り替えずに操作できる 超高解像度VR/AR開発企業が発表
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重量わずか10g以下、ボッシュがスマートグラス向けモジュールをCESで初公開

ボッシュ・センサーテックは、重量10g以下のスマートグラス向けソリューション「Light Drive」を2020年1月に米ラスベガスで開催する「CES 2020」にて初公開することを発表しました。

Light Driveは、マイクロ・エレクトロメカニカル・システム（MEMS）ミラー、光学部品、センサー、オンボード処理を搭載したスマートグラス向けのソリューションです。目の網膜上に投影することで、ユーザーのプライバシーを確保しながらクリアな画像を提供することが可能とのこと。また、昼夜を問わず着用することができます。

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重量わずか10g以下、ボッシュがスマートグラス向けモジュールをCESで初公開
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「提訴は参入阻止が目的」Magic Leapの訴訟、Nrealが反論申立へ

米Magic Leap社がMRグラスを開発するNreal社を告訴した件について、2019年12月18日、Nrealは連邦地方裁判所に申立書を提出し、反論コメントを発表しました。

NrealはNreal LightとMagic Leap製品の相違点を挙げるとともに、「Magic Leapは製品開発よりも競合の提訴に終始している」と指摘。Nrealの訴えに対し、Magic Leapはコメントを控えています。2020年1月15日に、両社の訴えが法廷で審理される予定です。

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「提訴は参入阻止が目的」Magic Leapの訴訟、Nrealが反論申立へ
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米AR企業Scope、イスラエルのARスタートアップを買収

法人向けのARコンテンツを手掛けるスタジオScope ARは、イスラエルのARスタートアップWakingAppを買収しました。

Scope ARは法人向けARコンテンツ制作プラットフォーム「WorkLink」を開発しており、本プラットフォームは機械の使用法や構造をARでマニュアル化することができます。今後WakingAppの創業メンバーは、「WorkLink」の開発支援に取り組みます。

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米AR企業Scope、イスラエルのARスタートアップを買収
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