米スマートコンタクトレンズ企業が約54.6億円を調達、製品化に取り組む

先々週・先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでも注目なのは、スマートコンタクトレンズ企業の「Mojo Vision」が資金調達を実施したニュースでしょう。

同社はこの調達をもとにスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の開発を進め、製品としての発売を目指します。今回の資金調達にはKDDI株式会社が運営するKDDI Open Innovation Fundのほか、複数のファンドやベンチャーキャピタルが参加しています。

またソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）のPSVR2に関連すると言われている複数の特許関連のニュースも耳目を集めました。

目に入れるだけでOK、「スマートコンタクトレンズ」企業が5,100万ドル調達

「目に見えないコンピューティング」を掲げる米Mojo Visionは、シリーズBラウンドで5,100万ドル（約54.6億円）の資金を調達し、スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の製品化に取り組みます。

同社のスマートコンタクトレンズは、コンタクトレンズのように目に装着し、視界に情報を表示させます。Mojo Visionの累計調達額は1億5,900万ドル（約170億円）以上に達しています。

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目に入れるだけでOK、“スマートコンタクトレンズ”企業が5,100万ドル調達
https://www.moguravr.com/mojo-vision-funding-2/

SIEのVR向け「顔トラッキング」の特許が承認。PSVR2関連か

ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）が米国特許商標庁に申請していたVR向けのフェイストラッキングに関する特許が承認されました。

特許では、VRデバイスの内部カメラで、ユーザーの顔の動きをリアルタイムに認識、カメラで認識不能でも別のセンサーでユーザーの顔を推定、鼻の位置を判断するシステムと説明されています。この特許は、次世代VRヘッドセット「PSVR2」に搭載される可能性が高いとみられています。

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ソニー、VR向け“顔トラッキング”の特許が承認。PSVR2関連か
https://www.moguravr.com/sony-face-tracking-patent/

SIE研究者が「指トラッキング」コントローラーを発表、PSVR2で採用か

ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）の研究者は、手の大きさや5本の指の動きをトラッキングするコントローラーのプロトタイプを公開しました。

このコントローラーは、機械学習と静電容量式近接センサーでトラッキングを行う仕組みです。プロトタイプには62個の電極が搭載されており、手の大きさや動きのデータを収集します。製品化のタイミングについては2020年5月現在、何も発表されていませんが、「PSVR2」の専用ハンドコントローラーに採用と考えられています。

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SIE研究者が“指トラッキング”コントローラーを発表、PSVR2と関連か？
https://www.moguravr.com/sie-finger-tracking-controller/

Oculus Questの新モデルが2020年末に登場か 海外メディアが報道

米メディアBloombergは、Oculus Questの新型モデルが2020年末頃に発売される可能性がある、と報じました。報道によればQuestの新モデルは「現モデルから10-15％小型軽量化しており、リフレッシュレートも72Hzから90Hzまたは120Hzに向上。新型のハンドコントローラーが付属する」とのことです。

米メディアRoad to VRはディスプレイについて「リフレッシュレート90Hzなら既存のまま、120Hzなら新型に変更される。またチップセットもよりハイスペックになる」と推測しています。

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Oculus Questの新モデルが2020年末に登場か 海外メディアが報道
https://www.moguravr.com/oculus-quest-46/

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