週刊VRウォッチ 497

VRアプリを視覚的に操作!Meta、AIエージェント向け新ツールを公開 ほか

本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

Mogura VR

6:00

今週も、XR領域の最新動向をお届けします。Metaが公開した新ツール「Meta XR Operator」は、AIエージェントがVRアプリを認識・操作して自動テストを行うことで、開発効率を大きく向上させます。また、Autodeskの3D合成ツール「Flow Studio」が3Dワールド生成AI「Marble」に対応し、映像制作プロセスのさらなる進化が期待されます。さらに社会実装の事例として、人と調和して安全に働くためのアバター・ロボット向けOS基盤「AVITA OS」の発表や、JR九州がスマートグラスを活用した遠隔作業支援システム「Atlas Remote」を導入した事例などを紹介していきます。

Meta、AIエージェント向け新ツール「Meta XR Operator」を公開

Metaは、MCPと呼ばれる共通規格に対応したAIエージェントが、Meta XR Simulator上で動作するVRアプリを視覚的に認識してテスト操作できる開発者向けツール「Meta XR Operator」を公開しました。

VR開発において、従来はAIがアプリの画面を確認したり、UI操作を行ったりする手段がなく、検証が困難であるという課題がありました。本ツールはアプリのコードを書き換えることなく、空間情報の取得やコントローラー、UIの操作権限を外部のAIエージェントに提供します。

事前のテストではBeat Gamesなどが参加し、人手を介さずにビルドからUIの重なりといった不具合検証まで完了させています。指単位のハンドトラッキングや音声の処理には未対応などの制約はありますが、検証の効率化が期待されます。

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Meta、AIエージェント向け新ツール「Meta XR Operator」を公開
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Autodeskの3D合成ツール「Flow Studio」が3Dワールド生成AI「Marble」に対応

Autodeskは、同社の3D合成ツールであるFlow Studioの3Dエディタとキャンバス機能において、World Labsが提供する3Dワールド生成AI「Marble」に対応することを発表しました。

Marbleは、テキストや画像、360度写真などを入力として、多様な3Dワールドを生成できるAIツールです。生成された空間は、2Dや3Dで直接編集できるほか、メッシュや3Dガウシアン・スプラット形式での出力も可能です。

Flow Studioが備える、動画から抽出した人物の動きやカメラワークをCGキャラクターに合成する機能と組み合わせることで、Marbleで瞬時に生成したバーチャル空間にキャラクターを配置したり、複数の異なる背景を切り替えて見え方を比較したりといった、高度な映像制作プロセスが手軽に実現できるようになります。

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Autodeskの3D合成ツール「Flow Studio」が3Dワールド生成AI「Marble」に対応
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AVITA、アバターとロボット向けOS基盤「AVITA OS」を発表

AVITAは、アバターやロボットが人と調和しながら安全に働くためのソフトウェア基盤「AVITA OS」を発表しました。

本OSは、必要なAIと制御技術を統合したシステムであり、アバターやロボットが公共施設や店舗、工場などの現場で人と自然に関わりながら、安全に稼働できる技術基盤となります。主要な機能は、実環境を巡回・移動する「移動」、物をつかんだり操作したりする「作業」、音声や動作で人とやり取りする「コミュニケーション」、そして周囲の安全に配慮する「安全」の4つで構成されています。開発にはUnitree RoboticsやBooster Roboticsなどが参画しています。

同社はこれまで培ったアバター接客技術をロボットへも広げ、フィジカルAIの社会実装を進める方針です。

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AVITA、アバターとロボット向けOS基盤「AVITA OS」を発表
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JR九州、スマートグラスを活用した遠隔作業支援システム「Atlas Remote」を採用

Atlas Directionは、遠隔作業支援システム「Atlas Remote」が、JR九州の工務部小倉電力区に導入された事例を公開しました。

このシステムは、スマートグラスなどのカメラ映像や音声を、WebRTC技術を用いて低遅延かつ高画質で共有し、ポインタ表示や画面への書き込み、録画などを行える遠隔支援ツールです。電力設備の保守・管理を担う同区では、従来は点検や立会い、突発的なトラブル対応のために担当者が現地へ赴く必要があり、移動の負担や復旧までの時間が課題となっていました。

「Atlas Remote」導入により、現場作業者が装着したスマートグラスの映像を遠隔地の確認者とリアルタイムで共有可能となり、移動なしでの監視立会いを実現しました。これにより、輪番体制の負担軽減と迅速なフォロー体制の構築を図っています。

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JR九州、スマートグラスを活用した遠隔作業支援システム「Atlas Remote」を採用
https://www.moguravr.com/atlas-direction-atlas-remote/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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