コードギャラリーとZend Platformによる統合
インターフェースの統合
また、すべてのサーバアクティビティがサマリとしてZend Platform内に保持されるので、開発者は時間のあるときにアクティビティの内容を確認することができます。
Zend PlatformとZend Studio for Eclipseを統合することにより、任意のプラットフォームサーバとのインターフェース接続が可能になります。
図2は、Zend Platform統合ツールに、プラットフォームサーバとのWebインターフェースとプラットフォームサーバ上で発生した最新のイベントのリストが表示されている様子を示しています。
この場合のチーム開発に関するメリットは、サポートチームや開発チームのあらゆるメンバーがこのインターフェースにアクセスして、コードベースに含まれている任意の問題を解決するために作業を進めることができるという点です。
また、イベントビュー内のいずれかの行項目を右クリックすると、オプションが表示され、対象のコードを確認する、コードに対してプロファイルを実行する、デバッグプロセスを開始するといったことができます。
タスクリスト
Zend Studio for Eclipseが提供するチーム開発関連のビューとして最後に紹介するのは、タスクリストマネージャビューです。
このビューは、必ずしもチーム全体で利用されるものではありませんが、チーム内の各プログラマが担当しているタスクのリストを管理するため効果的に利用することができます。
タスクリストビューは、標準のPHP開発パースペクティブの一部を構成するものであり、ほとんどすべての基本パースペクティブで表示されます。プログラマは、タスクリストビューを利用して、任意のリマインダー項目を追跡記録することができます。
タスクは、コードファイルに関連付けることも、単に、実行すべき一般項目として保持することもできます。コードファイルに関連付ける場合、開発者がすべきことは、対象のタスクにフォーカスを置いてダブルクリックするだけです。そうすれば、自動的に、コードエディタが開き、関連付けられているファイルが表示されます。