天気予報を表示してみよう!
インターネット上のXMLファイルを読み込む方法
本連載「FlashでXMLデータを活用しよう(http://www.thinkit.co.jp/article/83/)」の最終回では、インターネット上で公開されている天気予報のXMLファイルを読み込んで、天気予報コンテンツを作成します。
利用する天気予報XMLファイルですが、株式会社ライブドア(http://www.livedoor.com/)が提供している「東京都 明日の天気」を利用します。今回は、東京都を例にして説明していきますが、日本全国の天気予報の情報を取得できますので、「お天気Webサービス仕様(http://weather.livedoor.com/weather_hacks/webservice.html)」を参考に、お好きな場所の天気予報を利用してみてください。
さて、インターネット上にあるXMLファイルを読み込む方法ですが、図1の「ActionScript : XMLファイル読み込みの内容(抜粋)」にありますように、ActionScriptで読み込みたいXMLファイルのアドレスを「XMLオブジェクト名.load」で指定するだけで、ほかの記述内容は、1回~3回の記事に掲載したと同様の方法で行うことができます。
詳しい記述は、サンプルファイルをダウンロード(http://www.thinkit.co.jp/images/article/83/4/8341.zip)して内容をご確認ください(8341.zip/13.0 KB)。
天気予報XMLファイルからデータを取得する問題点
天気予報XMLファイルから任意のデータを取得する方法は、「第2回:XMLデータを自由に活用しよう(http://www.thinkit.co.jp/article/83/2/)」で説明した方法で取得できます。
しかし、前回の写真スライドショーのように同じ要素が繰り返し使われているデータとは異なり、天気予報のように、すべて異なる要素が使われているデータでは、それぞれの要素の場所を数えて取得する必要があります。図2の「天気アイコンファイルの指定範囲」に書かれていますように、要素の場所を指定する「childNodes」の配列の数が多く、複数にわたっているので、数え間違いなどを起こしやすくなりますし、ActionScriptの記述を見ただけでは、どのデータを取り出しているのか分かり難いという問題点があります。
このような異なる要素が多く使われているXMLファイルのデータを、簡単に指定する方法を次のページでご紹介します。