松為 彰

パーソナルメディア株式会社 代表取締役社長

1985年に入社以来、TRONやT-Kernelに関連した各種の製品の企画と開発に携わってきた。組込み向けのほか、パソコン用のTRONである「超漢字V」、多漢字検索ソフト「超漢字検索」、TRONを応用したデータ消去ソフト「ディスクシュレッダー4」などを商品化している。2010年4月よりT-Engineフォーラム T-Kernel 2.0 WGの座長。

松為 彰の執筆記事(最新5記事)

組み込みソフト開発とT-Kernel
T-Kernelを使った組み込み開発の実際

標準化できない組み込みコンピュータ組み込み向けのプログラム開発が難しいのは、クロス開発が必要だから、というだけではありません。組み込み開発が難しくなる背景には、ターゲットのCPUやハードウエア構成が多種多様であり、OSやソフトウエアの実行環境がパソコンほど標準化されていない、という事情があります。そ

松為 彰

2010年8月27日 20:00

組み込みソフト開発とT-Kernel
組み込み制御はリアルタイムOSで

割り込みハンドラによるリアルタイム処理組み込み機器では、複数のセンサーやスイッチを監視する必要があります。洗濯機の例で言えば、スイッチの操作によって洗濯を始めたり中断したり、注水時には水位センサーからの満水検知信号によって注水バルブを閉じたりする必要があります。洗濯機がどのような状態であっても即座に

松為 彰

2010年8月20日 20:00

組み込みソフト開発とT-Kernel
業務ソフト開発と組み込み開発の違い

「組み込み」という言葉は、業界用語としてはもちろんですが、一般用語としても通じるくらいに普及してきました。「組み込み」という言葉の後には、もちろん「コンピュータ」が省略されています。正しくは「組み込みコンピュータ」です。「組み込み」もコンピュータです。このため、プログラムによって動作するという点で、

松為 彰

2010年8月6日 20:00

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る