第5回:企業の素顔を知ってから就職できる画期的なシステム (2/3)

キャリアアップ成功指南
キャリアアップ成功指南〜成長したいエンジニアのために

第5回:企業の素顔を知ってから就職できる画期的なシステム
話者:システム開発会社  朴 春蘭
テンプスタッフ・テクノロジー  佐々木 徹   2007/3/2
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第5回:企業の素顔を知ってから就職できる画期的なシステム
見て、聞いて、じっくりと考えて正社員になることを決意 — 派遣期間中、仕事をしていたときの印象はどうでしたか
朴氏 朴氏:一般的な派遣と変わらないと思います。給与体系は時給で、派遣先の方の指示で仕事をします。しかし、派遣開始から数ヶ月後には、正社員になるのかどうかを決断しなければならないので、業務内容もさることながら、会社内の雰囲気や人間関係にも関心を持って過ごしました。

   結果としては、職場見学時に聞いた通りの会社でした。むしろ、それ以上によい会社だと思いました。派遣社員も正社員と区別なく同じプロジェクトの中で仕事をしていたので、上司の方や他の正社員の方と雑談する機会もあり、社内の状況を聞くこともできました。


— それでは、派遣期間が終了前に、正社員として勤務することを決めていたのでしょうか
朴氏:いいえ、そうではありません。会社には、特別な不満はありませんでしたが、派遣社員として働いてみて、そのメリットも感じていたのです。例えば短期的にみれば、派遣社員のほうが収入が多いとか、休日を取りやすいといったメリットもあります。

   また、テンプスタッフ・テクノロジーでは就業中の派遣スタッフには担当の営業がつき、定期的に不満や困っていることなどを聞いてくれます。もし問題があった場合は間に立って調整してくれますので、1人で悩みを抱え込むことなく仕事ができるのも魅力でした。

   そうしたこともあり、正社員になるかどうかは非常に悩みました。そこで自分で正社員になることのメリット、デメリットを紙に書きだして、自分自身がどうしたらよいのかをじっくり考えたのです。

   結果として正社員となることを決断したのですが、紹介予定派遣は会社の状況を十分に知る期間があり、その上で進路を決断できるという面で画期的だと思いました。しかも、その期間に営業の方から自分にとってベストな選択をするためのアドバイスやサポートも受けられますし、実際に体験してみて本当によかったと思っています。


最初は思ってもみなかったけれど、正社員になれてよかった — 正社員になってから、変わったことはありますか
朴氏 朴氏:正社員になって1ヶ月ほど経ちましたが、業務の面で変わったことは、出向して仕事をするようになったことです。今はキャリアを積んだ方とペアで仕事をさせていただいています。まだわからないことが多く、その方に質問ばかりしているのですが、自分の作業を中断して、丁寧に説明していただいています。

   使用しているプログラミング言語は、以前の会社に勤めていたときと同様「C言語」なのですが、以前はWindows環境で開発を行っていたのに対して、現在はUNIX環境ですので、OSレベルでわからないことも多いのです。また、以前は、アプリケーションソフトを開発していたのですが、現在は組み込み系ソフトという違いもあり、自分が担当しているプログラムの全体像がつかみにくいということもあります。

   しかし、派遣社員として働いていたときと同様、あるいはそれ以上に丁寧に対応してもらっています。そのおかげもあって、非常に知識が増えていますし、ここは「自分の会社だ」と私自身が意識するようになり責任感もわいてきました。


— 現在、目標としていることはありますか
朴氏:社内で資格取得を推奨していることもあり、今は「基本情報技術者」の資格試験の合格を目指しています。通勤時間に片道1時間半を要するので、その時間を学習時間にあてて、こつこつと勉強しようと思っています。仕事では残業となることもありますが、フレックスタイムが利用できるので、朝のラッシュを避けて出社することができ、続けていけると思います。また、こうした恵まれた環境に身を置くことができたので積極的に取り組んでいきたいと思っています。

   また社内では、比較的若い女性であっても役職に就いている方がたくさんいらっしゃいます。そこで、私も将来はプロジェクトの中で重要な役割を任せてもらえることを目標にしています。


— これから派遣や紹介予定派遣で働こうと考えている方にメッセージをお願いします。
朴氏:人それぞれ環境は異なると思いますし、価値観も違うと思います。派遣にもメリットはありますし、どういう形で仕事をするのがベストなのかということは、一概にはいえないでしょう。しかし私の経験では、テンプスタッフ・テクノロジーの「紹介予定派遣」は大変よいシステムだと思います。それは自分の将来を考えながら、目標が実現できる会社かどうかを見極めよく考えた上で正社員になることができるからです。

   また、自分の将来について親身になってサポートしてくれる営業担当者がいるというのも大変心強いです。

システム開発会社 プログラマ 朴 春蘭

システム開発会社  プログラマ
朴 春蘭

専門学校在学中にプログラマという職業を知り、卒業後地元のソフトウェア開発会社に就職。1年後、引っ越しを機に退職し、テンプスタッフ・テクノロジーに派遣スタッフとして登録。登録後すぐに、「紹介予定派遣」でC言語のプログラマとして就業開始。2007年1月から正社員となる。最高の環境にめぐり合わせてくれたテンプスタッフ・テクノロジーとはまさに運命の出会い。信念は初心忘るべからず。

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社 佐々木 徹

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社
ITエンジニア事業部  銀座オフィスマネージャー
佐々木 徹

大学卒業後、金融系企業2社を経て2001年から現職へ。一貫して営業畑を歩き、現在もプレイングマネージャーとして飛び回る日々を過ごしているが、メンバーには「人と人との和」の大切さを説き、派遣スタッフへの親切でこまめなフォローも怠らない人情派の一面も併せ持つ。休日には6歳と3歳の2人の子供の遊び相手をかってでる、良きパパでもある。
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INDEX
第5回:企業の素顔を知ってから就職できる画期的なシステム
  「紹介予定派遣」なんて知らなかったのに
見て、聞いて、じっくりと考えて正社員になることを決意
  「ありがとう」の一言が、最大の喜び
キャリアアップ成功指南〜成長したいエンジニアのために
第1回 頭の中のビジネスモデルをカタチにするお手伝い
第2回 お客様のビジネスを成功させるエンジニアを目指したい
第3回 フリーターだった自分がネットワークエンジニアになれたワケ
第4回 やりたいことを実現するための「道具」を手に入れる
第5回 企業の素顔を知ってから就職できる画期的なシステム
第6回 自分自身の夢を叶えるため、そして、客観的な自分の価値を知るために派遣を選択

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