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| O/Rマッピングのメリット | ||||||||||||||||||
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O/Rマッピングを利用することで煩雑な作業が軽減できると先にも説明しましたが、具体的なメリットとしてみると、次のことがあげられます。
表4:O/Rマッピングのメリット |
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| O/Rマッピングツールの種類 | ||||||||||||||||||
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ここまでO/Rマッピングについて述べてきましたが、一言にO/Rマッピングといってもその特徴は各O/Rマッピングツールによってかなり異なっています。例えば、SQL文を明示的に記述する必要があるタイプと、SQL文を記述する必要がないタイプがあります。 SQL文を明示的に記述するタイプのO/Rマッピングツールでは、マッピングファイルなどにSQL文を直接記述します。このタイプは自分でSQL文を記述できるので、SQLの機能を十分に引き出すことができ、SQL文を記述しないタイプと比較して柔軟な対応が可能です。このタイプのO/Rマッピングツールには「iBATIS」があります。 一方、SQLを記述しないタイプのO/Rマッピングツールでは、永続化オブジェクトの属性を変更するだけでレコードのカラム値が変更されます。このとき、O/Rマッピングツール自身がSQL文を自動的に生成して実行します。永続化オブジェクトを操作することでSQLが自動実行されるので、SQLを意識しないでデータベースを操作することが可能です。このタイプのO/Rマッピングツールには「Torque」や「Hibernate」などがあります。 なお、そのほかにもO/Rマッピングツールには以下のような製品があります。
表5:各O/Rマッピングツールの種類と特徴 |
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| まとめ | ||||||||||||||||||
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今回は、JDBCでデータベースを扱う場合の問題点、O/Rマッピングの概要、導入のメリット、基本機能、種類と特徴について説明しました。 O/Rマッピングを導入することによって、データベース操作に関わる煩雑な作業を軽減してくれますが、O/Rマッピングには様々な種類が存在し、それぞれ特徴やクセがあります。 次回は、そのO/Rマッピングツールの1つであるiBATISで、実際にサンプルを作成しながら、その機能・特長をみます。 |
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