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| 外部JavaScriptの呼び出し方法 | ||||||||||||||
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YUIライブラリのように大規模になると、ライブラリ自体のコードが長くなり、メモリ消費やページ描画処理速度への影響が懸念されます。実際のWebページ中でライブラリ内の全てのモジュールを同時に使用することは皆無ですから、モジュールごとの分割呼び出しが必要になるわけです。 YUI以外のライブラリでも、例えばエフェクト関係ライブラリscript.aculo.us(図4、注6)も複数のファイルで構成されます。 ![]() 図4:script.aculo.usライブラリの配布サイト リスト3に示すように「?load=」という特殊記法で外部JavaScriptファイルの動的呼び出しをサポートしています。 リスト3:script.aculo.usでエフェクトを利用する例
<script src="inc/prototype.js" type="text/javascript"></script>
その他、dojoライブラリ(図5、注7)ではリスト4のようにオブジェクト名を指定して必要な外部ファイルを動的に読み込むdojo.require()メソッドを実装しています。 ![]() 図5:dojoの配布サイト リスト4:dojoライブラリを利用する例
<script src="inc/dojo.js" type="text/javascript"></script>
JavaScript言語としては外部ファイルを動的に読み込む標準仕様が存在しませんが、dojoでは他言語と近い感覚でプログラムを記述できるように配慮しているわけです。 このように大規模なライブラリを構築する際には、複数ファイルの分割構成を検討する必要があります。しかし、そこまで豊富な機能を提供しない軽量ライブラリでは、無理にファイルを分割せずにscript要素1つだけで利用できるような、お手軽な構成にした方がライブラリ利用者(開発者)にとっても便利でしょう。 |
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| 次回は | ||||||||||||||
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次回は、オリジナルのWebサービスとJavaScriptライブラリを作成していきます。 |
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